次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2014/07/12

活動報告 2014年度 第4回 「森で学ぼう!森で遊ぼう!」



文:小池さん
写真:平嶋さん、小池さん




7月12日、本年度、第4回目の活動を実施しましたので報告をします。

今年は、梅雨らしい雨の日が続いています。また、数日前は大型台風が近づいてきて、当日早朝関東地方をかすめ、開催できるか心配していました。しかしその台風も前日に関東地方を抜けたことを、早朝に起きて天気予報を確認しました。台風一過…というわけにはいきませんでしたが、まずますの活動日和になりました。

朝10時半から、3名で会場の設営や資材の準備を始めました。スズメバチがいる場所の確認など、安全確保に重点を置いて、準備をしました。

さて、つくし野ビオトーププロジェクト本年度4回目の「森で学ぼう!森で遊ぼう!」の活動です。小学校の正門に集合して、活動場所の雑木林に徒歩で移動しました。


初めに、私から今日の活動内容を説明しました。森のお話をした後、いくつかのプログラムを並行して進めるというお話をしました。今日は、台風明けの天候のせいか、参加人数が少なく、目が届きやすい人数でした。

昨年用意していたものの実施しなかった10問3択方式のクイズを出しながら、森についてのお話をする方法の活動から始めました。

森は、様々な働きがあり、人間の文明を支えてくれていること。
森は、多様な生物の暮らしを育む、豊かな環境になっていること。
身近な森の、ここのような里山の雑木林の恵みで、日本人の人々の暮らしは長く豊かだったけれど、住宅地の開発などで里山が失われ、残された雑木林も人の手が入らなくなり、荒れていること…などをお話ししました。

森の中での活動プログラムは、いつもの「ハンモック」「どこでもブランコ」「1本ブランコ」「藍の生葉タタキ染め」「白樺の小枝で作るアクセサリー」「実体顕微鏡で見るホウセキゾウムシ」でした。主催者側の人数が少なく、例年よりややプログラムを縮小して実施しました。今年は雨が多いせいか、森の中にはいろいろな種類のキノコが、いろいろな姿を現していました。


相変わらず「一本ブランコ」は人気です。「やめて~~やめて~~」と叫びながら大きく森の中を飛んで、にこにこしている女の子の笑顔が素敵でした。写真を撮るととても高い位置をゆっくりと飛んでいることが分かります。普通のブランコでは味わえないスリルです。

「藍の生葉タタキ染め」のエコバック作りは、毎年とても人気があり、平嶋さんの指導で、丁寧に細かくいつまでも小さなトンカチをたたく音が、森の中に響いていました。藍を育てている重く大きな鉢を2つ雑木林の中に運んだかいがありました。昨年分けた藍の苗の鉢を育て、糸を染めたりして夏休みの自由研究にした…という家族からお話を聞き、とてもうれしく思いました。是非こういう後日談は、ブログに投稿してくれるとうれしいのですが…。丁寧にたたいてくれた袋は、葉脈の筋と葉っぱの輪郭がとてもきれいに出たものもありました。

今日の講師は、元つくし野小学校校長田村先生、平嶋さん、保護者のFさんでした。

そして参加者数は、未就学児2名、1年生2名、2年生2名、3年生2名(児童の合計6名)、保護者7名、顧問・講師4名の合計19名でした。

参加して下さった皆さん、支援して下さった皆さんありがとうございました。

以上です。

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