文: 田村校長先生
3週間ほど前、4年生の男の子が「校長先生、あの巣箱に小鳥が出入りしているよ」と教えてくれました。
はじめは、まさかあんなところに巣を作るわけがないと思っていました。
しばらくしたら、「また見たよ」と言われたり、ほかの子どもからも言われようやく私も注意してみていると、やはり小鳥が出入りしていました。
遠目に「スズメだな」と思っていました。
後日、近くで見たらなんとシジュウカラでした。
そのうち、雛の鳴き声は日増しに大きくなるし、親鳥は足繁くえさを運び込むので教職員も気づきだしました。
小池さん曰く、「まるでスピーカーボックスだね。」人だかりができ育児放棄になることをおそれ公表はしないでおきました。
今週になって雛の鳴き声がしないなと思っていました。
育児放棄か、巣立ったのかと6月26日(金)の早朝、おそるおそる巣箱を開けてみると雛は1匹もいなくて週末に巣立ったことが確認されました。
雛が死んでいたら子ども達になんと報告しようかと心配していましたのでとてもうれしくほっとしました。
これで子ども達にも公表できます。
ただ、脚立をしまうとき、原因不明の顔面のかゆみに襲われ校長室で急いで石けんで洗顔しました。
なぜだかわかりませんがすぐかゆみはとれました。
小鳥の巣にはアレルギー物質が時々確認されるそうです。
お子さんにはむやみにさわらせないなど皆さんもお気を付けください。
実は、校庭にもう1カ所、子育て中の巣箱があります。
巣箱を撤去するのはまだ早そうです。
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