帰ってきた? 羽化したトンボ
いつもご家族で活動に参加してくださる「komeru」さんから写真とお便りをいただきました。お許しを得て、転載します。「(6月27日)夕方、子供達と帰宅してみると『
リビングへ行ってみると部屋の中に2羽のトンボがーーーっ‼︎
羽化する姿を見られることを楽しみに、一生懸命お世話をしていた子供達の残念そうな顔(
残念… (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
しかし…
立ち直りも早く『皆で育てたトンボさんだよね。
お家の中にいた2匹目のトンボを網で捕まえ、お外に出してあげました。
そして、、、1〜2時間後。
子供達が窓からお外を見ていたらトンボが1匹飛ん
まさかのまさか⁈
子供達は皆『さっきのトンボさんだー!』と大騒ぎ(笑)
(玄関を開けるとトンボは部屋の中に・・・!)
一度は外へ飛び立ったはずのトンボが、長男Rの指に止まり…
まるで別れを惜しんでいるかの様な…
そして、何十秒もの間、長男の指に止まっていたトンボが飛び立った瞬間には、
涙をこらえていた様でしたが、我慢出来ずにトイレへ…(涙)
自分達で一生懸命お世話をしていると、
子供達にとっては辛い別れの様でしたが、善い経験になったはず⁈
でも、トンボが自分から人間の指に止まりにくるなんて、
次こそは、
・・・とのこと。
トンボの種類はシノメトンボ。
この年の男の子にとって、泣く姿をお母さんや妹に見られるのは、ちょっと恥ずかしいと思うのかもしれないけれど、こういう時の涙っていうのは、恥ずかしくはないんだからね!
こういうことに感動して涙が出るのはまさに「センスオブワンダー」!!
「自然界の驚きに、感動できる心の力」…とでも訳せるかな?
(訳本では、「神秘さや不思議さに目を見はる感性」と翻訳。まあ同じ意味。)
翌6月28日引き続きこんなお便りをいただきました。
「鉢の中のやごが…
残念な事に羽化途中?2匹のやごが息絶えてしまっていました.°
なんでだろう…⁈
号泣 (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そして、なんとか落ち着きを取り戻し、
羽化寸前で死んでしまったヤゴ。
ヤゴのお墓を作るR君とそのお墓。
自然界は、なかなか厳しい。
原因はわからないけれど、水温の変化や体の中の問題かな?
たくさんのヤゴを救出したけれど、その中で羽化できる個体はそんなんに多くなく…。
次のこの写真は、Mさんからお送りいただいたもの。
ムギワラトンボの羽先が折れていて…もうこれでは飛べない。
数日前の風の強い日、玄関外にいたのだそうで…。
ご自宅で育てていた個体ではなく、どこか自然界で羽化したものか?
羽根が固くなる前に強い風にあおられたか?
爪楊枝につかまらせて枝に移してあげたとのこと。
Mさんは、「かわいそうに、この子は、もう飛べない・・・」と。
トンボを「子」とあらわすところが、やさしく、女性らしく…。
でもね、これもまた、自然界。
厳しい厳しいおきてというもの。
更に7月5日JSさんから
「ついに羽化したてのトンボの姿をみることができました!」
と写真をお送りいただきました。この姿が見られてよかった!!
更に7月10日朝JSさんから、今年最後の羽化としていただいた写真が以下。
「昨夜、ラストのヤゴが羽化しました。
成虫になってから見たもの、抜け殻だけが落ちていたものを合わせると7匹以上が羽化しました。
睡蓮鉢にアカムシがたくさん発生していたので、これを食べたのだと思います。」
・・・とのこと。それにしてもスゴイ羽化率。
HMさんからいただいた写真は以下。
特にアカムシなどエサをやらなかったそうですが、羽化。
今年は全体に成長が十分でない個体が多かった気がしますので、アカムシのエサが必須か?と思っていましたが・・・。
羽根にしわが寄り、抜け殻が足に引っかかっているように見えるのですが、無事、この写真の後で、羽根が伸びたのならよいのですが…。
皆さんでプールでヤゴを救出してから4週間近く。
つくし野のあちこちに救われていったそれぞれのご家庭で羽化が見られたならよいのですが…。
お便りをいただいた四人に感謝です!
文章:komeruさん、小池
写真:komeruさん、Mさん、JSさん、HMさん
ブログ調整:小池
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