次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2008/05/17

解説 08年度 第2回 「里山にいってみよう Ver.2」 Part 11

執筆者: 高見顧問

林間の福泉寺~天王社 [雑木林、尾根道、資材置き場、斜面開墾畑、携帯電話鉄塔]

お寺の坂道を少し登って返り見ると、開けた墓地の向こうには今まで歩いてきた雑木林や神社がよく見えます。モミの大木は目印になるので、この辺りのランドマークです。


ペット霊園の付近から先の尾根道は雑木林と竹林です。国道246号線側の斜面は林床がよく手入れされていて、見通しの利く典型的な雑木林です。木の根元から複数の幹が立ち上がっていますが、これは萌芽更新が繰り返されたためです。炭焼き用に伐採した雑木が玉伐りしてあるようです。

尾根に高圧線鉄塔が立っています。周りに建物がないので、ここでは高圧線が低い空間にあります。その下の平地は建設資材の置き場として使われています。


携帯電話鉄塔近くには雑木林脇の斜面にアズマネザサが繁茂していますが、その直下のローム層に目をやるとたくさんのドングリから発芽している様子が見えます。コナラの多くはすでに根を伸ばし、新しい息吹が感じられます。今、こうしてたくさんのドングリが生長競争をしているのですが、このうちどのくらいが大きく育つのでしょうか。

畑の先には最近開発が進んだ長津田みなみ台が広がっています。ここはほんの少し前まで大半が緑で覆われていました。手前に開発地には必ず設けられる雨水調整池が見えます。人工的な池ですが、水辺の少ない地域では池の周りにヨシなどの植物が茂ってきますとカワセミなどの野鳥の絶好の生活の場になります。

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