次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2011/06/11

特別報告 6月11日(土) 特別講演会 「福島原発事故で放射能の影響はあるのか」

文: 長岡顧問、小池顧問

今年の第3回ビオトーププロジェクト「プールからヤゴを救出しよう」は6月11日(土)の午後に行いましたが、目に見えない放射能による影響が報道されている状況ですので、保護者の方々の判断材料の一つとして役立てて頂くために、当日の午前に、放射線衛生学をご専門として政府で活動されている森田 重光 先生(本校PTA OB、元日本原子力研究機構)に「福島原発事故で放射能の影響はあるのか」というテーマで講演して頂きました。

当日は強い雨にも係わらず33名の保護者と10名のスタッフが参加し、1時間半の講演と30分の質疑応答が行われました。原子力発電と放射性物質の基礎的な説明に続き、今回の事故の特徴、放射線と放射性物質、汚染レベルとSPEEDIの役割、問題となる放射性物質とその影響、食品や水道水への影響、放射性物質の影響について説明して頂きました。

結論として、我々の地域では外部被ばくを過度に恐れる必要はなく、子供たちが今後の内部被ばくを防ぐことに注意すれば良いことが説明されました。すなわち、放射能に汚染された食品を食べさせないようにし、風の強い日に浮遊物質を吸いこませないようにしていれば、後は普段の生活をしていれば良いとの説明がありました。また、食品については、土のついた野菜等を食べないように注意していれば過剰な不安感を持つ必要はないとの説明もありました。

森田先生に、専門的な難しい内容も平易に理解しやすい説明をして頂いたおかげで、参加者の理解は随分向上したと思います。森田先生には参加者を代表して心より感謝いたします。

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