文:小池さん
写真:小池さん
本年度も、つくし野ビオトーププロジェクトを開催します。
今年度は開催10年目になりますので、年度のタイトルは「2015つくし野ビオトーププロジェクトⅩ」ということになります。
例年、4月の年度初めの回は4月の第3週に行っています。しかし、今年は桜の開花は早かったものの、その後、雪が降るなど低温の日が続き、初回で畑の紹介とミニ収穫体験もしたいのですが、野菜の生育が遅れています。
そこで、今年は(第3週の)4月18日ではなく、4月25日土曜日の午後に開催したいと思います。
詳細は後日別途、このブログで発信し、チラシも配布します。今しばらくお待ちください。
《おまけその1:ビオトーププロジェクト専用畑の今》
この写真は、ちょうど1週間前、4月5日日曜日に写した写真です。ソラマメは15cmほどになり、早くも紫色の花をつけ始めています。これから気温が上がれば、ぐんぐんと大きくなるはずです。
この写真は、ソラマメの南側に植えたエンドウです。エンドウも気温の低い間はなかなか育ちませんが、その間にしっかりと根を張っていて、気温が上がると驚くほどの速さで成長します。
それであわてて、ツルが成長できるようにネットを張りました。花はまだついていませんが、間もなく花も咲くでしょう。甘くてみずみずしいサヤエンドウが間もなく収穫できると期待しています。これは、5月の活動の際のお楽しみです。
畑を見ていただくとわかりますが、風よけの不織布をはった簡単な苗床をつくり、スーパーマーケットで「ベビーサラダ」といった名前で売られているミニ野菜を作っています。本当はもっと早く成長するはずだったのですが、このところの冷え込みで、やや成長が遅れ気味ではありますが元気に成長しています。
これらは、4月25日の活動で、ミニ収穫体験で収穫できると良いな・・・と考えています。
《おまけその2:シジュウカラの営巣》
みなさんのご自宅の巣箱には、今年はシジュウカラは営巣しましたか?
幸い我が家の庭では、昨年に引き続いて今年もシジュウカラが営巣しています。今年は例年より早く巣材を持ち込む姿が3月の上旬から見られました。
3月下旬となると、パタッと巣に出入りする姿が見られなくなったので、妻が営巣をあきらめてしまったのかもしれないと心配していました。しかしそうではなく、卵を温めはじめると、巣への出入りはパタッと減ってしまうのです。
ヒナが孵(かえ)ったことは、親鳥が交互に巣穴にイモムシを運び入れる様が見られるのでわかります。親は、巣の中では食事はしないのです。
今年は、4月になってから急に冷え込む日が増え、木々の芽吹きも遅れています。それで、親鳥が運ぶイモムシも回数も少なく小さなものばかりで、うまく育つのかと心配しています。
この時期になると、例年はつくし野にはシジュウカラの親子が食べるイモムシや昆虫があふれるのですが、今年はどうやら様子が違います。親鳥は、自分たちが食べるエサも削ってヒナたちに与えているのではないかとさえ、思えます。
ついては、例年はこの時期になると庭のフィーダー(エサやり装置)には、ヒマワリのタネなどの供給は止めているのですが、つい見かねた妻がヒマワリのタネを補給したところ、お腹を空かせた親鳥がさっそくやってきました。彼らにとっては、久しぶりにありつけた高カロリーの昼食だったのではないですか?
この写真は、じつは窓ガラス越しですが、我が家の食卓脇から写したものです。スマホのカメラで手持ちで写しましたので、直線距離は1mにも満たない位置です。よほどお腹を空かせていたのか、フィーダーに飛び移ってからすぐそばに私がいることに気づき、わたしと目が合ってしまい、シジュウカラも人間の私もびっくりしているところです。
彼らの子育ては、例年だと5月の連休ころまで続きます。野鳥の子育ては、天候にも左右され、必ずしも成功するとは限りません。うまくヒナたちが巣立ってくれることを願っています。
本年度も、10年目となった「つくし野ビオトーププロジェクト」の活動趣旨や目的にご理解をいただける皆様の、更なるご支援をお願いいたします。
ありがとうございました。
以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿