12月10日(土曜日)午後、本年度定例第9回目の活動(本年度通算第15回目)を実施しましたので活動報告をします。(小池常雄)
《2016年度 定例活動第9回 活動報告》
この日の天気予報では、晴れと予報されていましたが朝は風が強く、プログラムの一部に支障が出ないかと心配しました。でも、午後からは次第に、風も弱まり、快晴で気温も適切、絶好の活動日和になりました。
午前中から、樋村さん、船崎さんが畑の草取りとプログラムの準備を手伝ってくださいました。
私はこの日、資材をご近所(活動場所を提供してくださった津吹さん)の庭に運び込んでおかなくてはならなかったのですが、朝一番で我が家の前の坂道を全面通行止めにして下水の工事をやると、工事の人が玄関先から告げられ、びっくり!!
事前にチラシで知らせたと、工事関係者はいうばかり…。
何とか、車を出して朝一番9時のスーパーの開店を待って買い出し。主なものは買ってあったのですが、牛乳などは、当日の朝、買うしかなかったのです。
この日の活動には車庫の資材の出し入れが必要で、車での運搬は必須でしたが、それができなくなり、代わりに人力の台車2台をフルに動員。
資材をご近所の庭になんとか運び込んだ段階で、樋村さん、船崎さんが畑の草取りから、駆けつけてくださり、準備を手伝ってくださいました。
活動後半でサプライズで準備しておきたかったのですが活動の前半では、ソラマメのタネを畑に植えなくてはならなかったので、ゆっくり加熱するとおいしくなる焼き芋には少し時間が足りません。
それで、津吹さんのご子息、コータさんが、火の番をしてくださることになり、午前中から火をつけることにしました。ダッジオーブンの中に専用の石を入れた石焼き芋を準備したのです。
津吹さんの庭で簡単な昼食の後、参加者の皆さんを迎えに行かねばならない時間になり、今回は小池一人で、つくし野小東門に参加者を迎えに行きました。
すでに、つくし小東門には、参加者が集まってきてくれていました。やはり、「種まき」…というタイトルのプログラムは人気が無いようで、参加者は少なめ。
お楽しみのプログラムを用意しておきましたが参加者が多すぎるとむつかしい内容ですので、適切な参加人数となり、ほっとしました。
家族単位で参加票を書いていただき、予定通りの時間に、畑に向かいました。
先月、サツマイモを収穫した後の畑は、雨上がりを90人近い人が動き回り、硬く踏み固められてしまっていました。
それに、例年トラクターで耕耘していただくと、掘り残しのイモが見つかるのがとても辛いので、樋村さんと協力して、1-2週かけて、少しずつ掘り返し、芋を見つけて取り出し、苦土石灰・化成肥料・たい肥を事前にまいておきました。
このたい肥は、ちょうど1年前、中村さんたちと、専用のたい肥置き場を作り、芋づるや剪定枝を機械で粉砕。これに米ぬかを混ぜて発酵・熟成を進めていたものです。
設置した後は、発酵熱が沢山出て、冬の寒い日にもほかほかになって、少し、掘ると湯気が立ったことをよく覚えています。
畑での活動は、最初に中村さんのトラクターで耕耘していただきました。今回は時間が限られたので、子供たちのトラクター試乗は無し。
それでもみな、硬くてごつごつだった畑の土が、2度3度とトラクターが運転されるにしたがって、ふかふかの土に変わっていく様を、興味深そうに見学していました。
耕耘は、2度3度としましたので、この間の時間を利用して、葉物野菜を収穫しました。
コマツナとホウレンソウを秋口にまいておいたのですが、そろそろ収穫時期。とくにコマツナは薄緑色のちょうどいい時期となりました。お店で売っているものより、やや小ぶりですが、その分、茎も葉も柔らかく、生でもサラダで食べられるのではないかと思わせるものでした。
ひと畝(ウネ)に、子供たちと保護者の皆さんに向かい合ってしゃがんでもらい、収穫してもらいました。
間引きの要領で、成長の良いものを収穫してほしい…そうすればまた、時間が立てば、今小さくても大きく育って、収穫できる…と話しておいたのに、ごそっとまとめて収穫してしまう子もいてびっくりでした。うれしそうに収穫してくれましたので、まあそれもまた良し…と思いました。
ホウレンソウは、全体としてはやや収穫するには早めでした。でも一部は生育が早く、なんとか収穫できる大きさに育っていました。それで、こちらは量を制限して収穫をしてもらいました。
それを3,4日前から薄いパッドにぬるま湯がひたひたになるくらいにしてつけておくと、元のタネの3倍くらいに膨らんで、ちょうど種まきに良いようになるということをお話ししました。
今年は例年より、幅広のウネにし、2列をチドリ(互い違いのこと)に植えて、日当たりが良いようにしました。
オハグロと呼ばれるタネの黒い部分を下にして植えると、こちら側から初めに根っこが出るので、良い…ということも、お話ししました。
私が指であけた穴に、1つか2つのタネを丁寧に植えていきます。植えた後は、ハトやカラスにつつかれないように、ネットをかけました。
今年は、春先に枝豆用のダイズのタネをまいたのですが、ずいぶんとハトやカラスに食べられてしまったことが思い出されます。
しかし年間の作物の中で、最大の収穫は、なんといっても先月収穫したサツマイモです。これを皆で焼き芋にしたかったのですが、年々、つくし野の中でのたき火は容易ではなくなっています。
今年はどうしようかと考えていましたら、小池の自宅の近くのTさんから、ご自宅のお庭での活動を提案していただきました。自宅の庭なら、消防への届け出なども不要なのです。
個人の敷地での活動は、未経験でしたので不安もあったのですが、何かの天災の時、ご近所が助け合って炊き出しなどをすることも考えられ、その時の演習の意味も持たせられるのではないかと、考えたのです。
参加した皆さんには、こういう背景をTさんのお宅の門に移動するまでお話ししておきませんでしたので、参加した30名がTさんの庭に入れていただき、準備の状況を見たときは、サプライズ(びっくり!!)だったのではないですか?
用意しておいた食材は、サツマイモ(石焼、空き缶焼き)、マシュマロ、コーヒー、ロイヤルミルクティ、紅茶、緑茶、玄米茶、お餅のつけ焼きなどでした。例年より、シンプルな食材にしました。
最近は、日常の生活の中で、火を扱うことはほとんどありません。大人も子供も、火に当たったり、物を燃やしたり、料理したりすることは大好きなのですが、人数が多いと、主催者としては目が届かないところで驚くような行動をとる人(大人も子供も)もいて、このくらいの人数でないと、安全確保は容易ではないのです。
例年のように、マシュマロを日に近づけすぎて火をつけてしまう子もいて、いつもながら楽しい時間です。コータさんに、これも恒例のポップコーンを大きな中華鍋でつくっていただきました。
今年初めての試みとしては、玄米を炒って、玄米茶を作ることをしました。本当は。半年間育ててきたバケツ稲を収穫し、モミをすりこぎで、取り除き。玄米にしたものを加熱したかったのですが、ちょっと時間が無く、あらかじめ用意しておいた玄米を使いました。
緑茶のティーバックに炒った玄米をパラパラかけるという、ワイルドな方法でした。子供たちの反応は「おせんべいを食べているみたい!」…というものでした。こんな方法で、玄米茶を作ったのは、私も初めてでしたが。意外な反応でした。
時間に余裕は持って進めたのですが、次第に日も陰っていきました。
子どもたちは、一か所のたき火に集まって、なかなか帰ろうとしません。こうやって、直接火の世話を子どもたちだけでさせてもらえるのは、ほとんどないチャンスですので無理からぬことでもありました。
とはいえ・・・、保護者のおかあさんにそろそろと促され、解散にしました。
この日参加してくださった皆さんは、今のつくし野ではなかなか体験できなことを経験できたでしょうか??
今回の参加者数は、 未就学児:5名、1年生:1名、2年生:3名、3年生:1名、4年生:1名、5年生:1名、6年生:0名、中学生1名、高校生0名、子供の合計13名。保護者:10名で、一般の参加者は22名でした。
取材、顧問は、月刊「スクールアメニティ」誌より岡本さん、運営側として、庭を提供してくださった津吹さんご家族3名、顧問他5名(中村、樋村、船崎2、小池)の8名でした。
子どもの合計:13名、大人の合計:22名の総合計35名でした。小学校は、つくし野小学校ほか、恩田小、府中小の合計3校。幼稚園・保育園は、つくし野天使幼稚園(記載があったもののみ)でした。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。持ち帰ったお芋や野菜は、大切においしく食べてくれたでしょうか??
参加してくれてありがとう!!
以上です。
私はこの日、資材をご近所(活動場所を提供してくださった津吹さん)の庭に運び込んでおかなくてはならなかったのですが、朝一番で我が家の前の坂道を全面通行止めにして下水の工事をやると、工事の人が玄関先から告げられ、びっくり!!
事前にチラシで知らせたと、工事関係者はいうばかり…。
何とか、車を出して朝一番9時のスーパーの開店を待って買い出し。主なものは買ってあったのですが、牛乳などは、当日の朝、買うしかなかったのです。
この日の活動には車庫の資材の出し入れが必要で、車での運搬は必須でしたが、それができなくなり、代わりに人力の台車2台をフルに動員。
資材をご近所の庭になんとか運び込んだ段階で、樋村さん、船崎さんが畑の草取りから、駆けつけてくださり、準備を手伝ってくださいました。
活動後半でサプライズで準備しておきたかったのですが活動の前半では、ソラマメのタネを畑に植えなくてはならなかったので、ゆっくり加熱するとおいしくなる焼き芋には少し時間が足りません。
それで、津吹さんのご子息、コータさんが、火の番をしてくださることになり、午前中から火をつけることにしました。ダッジオーブンの中に専用の石を入れた石焼き芋を準備したのです。
津吹さんの庭で簡単な昼食の後、参加者の皆さんを迎えに行かねばならない時間になり、今回は小池一人で、つくし野小東門に参加者を迎えに行きました。
すでに、つくし小東門には、参加者が集まってきてくれていました。やはり、「種まき」…というタイトルのプログラムは人気が無いようで、参加者は少なめ。
お楽しみのプログラムを用意しておきましたが参加者が多すぎるとむつかしい内容ですので、適切な参加人数となり、ほっとしました。
家族単位で参加票を書いていただき、予定通りの時間に、畑に向かいました。
《第一部:畑にソラマメを植えよう!》
畑では、樋村さんと中村さんが待ってくださいました。それに、例年トラクターで耕耘していただくと、掘り残しのイモが見つかるのがとても辛いので、樋村さんと協力して、1-2週かけて、少しずつ掘り返し、芋を見つけて取り出し、苦土石灰・化成肥料・たい肥を事前にまいておきました。
このたい肥は、ちょうど1年前、中村さんたちと、専用のたい肥置き場を作り、芋づるや剪定枝を機械で粉砕。これに米ぬかを混ぜて発酵・熟成を進めていたものです。
設置した後は、発酵熱が沢山出て、冬の寒い日にもほかほかになって、少し、掘ると湯気が立ったことをよく覚えています。
畑での活動は、最初に中村さんのトラクターで耕耘していただきました。今回は時間が限られたので、子供たちのトラクター試乗は無し。
それでもみな、硬くてごつごつだった畑の土が、2度3度とトラクターが運転されるにしたがって、ふかふかの土に変わっていく様を、興味深そうに見学していました。
耕耘は、2度3度としましたので、この間の時間を利用して、葉物野菜を収穫しました。
コマツナとホウレンソウを秋口にまいておいたのですが、そろそろ収穫時期。とくにコマツナは薄緑色のちょうどいい時期となりました。お店で売っているものより、やや小ぶりですが、その分、茎も葉も柔らかく、生でもサラダで食べられるのではないかと思わせるものでした。
ひと畝(ウネ)に、子供たちと保護者の皆さんに向かい合ってしゃがんでもらい、収穫してもらいました。
間引きの要領で、成長の良いものを収穫してほしい…そうすればまた、時間が立てば、今小さくても大きく育って、収穫できる…と話しておいたのに、ごそっとまとめて収穫してしまう子もいてびっくりでした。うれしそうに収穫してくれましたので、まあそれもまた良し…と思いました。
ホウレンソウは、全体としてはやや収穫するには早めでした。でも一部は生育が早く、なんとか収穫できる大きさに育っていました。それで、こちらは量を制限して収穫をしてもらいました。
そうこうするうちに、中村さん、樋村さんの作業が進み、種まきができるようになりました。
ソラマメのタネは、昨年この畑で収穫したものです。生食には不向きなサヤが黒くなってしまったものを種まき用に乾燥させて保存しておいたのです。それを3,4日前から薄いパッドにぬるま湯がひたひたになるくらいにしてつけておくと、元のタネの3倍くらいに膨らんで、ちょうど種まきに良いようになるということをお話ししました。
今年は例年より、幅広のウネにし、2列をチドリ(互い違いのこと)に植えて、日当たりが良いようにしました。
オハグロと呼ばれるタネの黒い部分を下にして植えると、こちら側から初めに根っこが出るので、良い…ということも、お話ししました。
私が指であけた穴に、1つか2つのタネを丁寧に植えていきます。植えた後は、ハトやカラスにつつかれないように、ネットをかけました。
今年は、春先に枝豆用のダイズのタネをまいたのですが、ずいぶんとハトやカラスに食べられてしまったことが思い出されます。
《第二部:畑の活動の反省会》
年々、畑で栽培する作物・野菜の種類は多様になり、年中、何かしらの野菜が生育し、収穫もできるようになりました。しかし年間の作物の中で、最大の収穫は、なんといっても先月収穫したサツマイモです。これを皆で焼き芋にしたかったのですが、年々、つくし野の中でのたき火は容易ではなくなっています。
今年はどうしようかと考えていましたら、小池の自宅の近くのTさんから、ご自宅のお庭での活動を提案していただきました。自宅の庭なら、消防への届け出なども不要なのです。
個人の敷地での活動は、未経験でしたので不安もあったのですが、何かの天災の時、ご近所が助け合って炊き出しなどをすることも考えられ、その時の演習の意味も持たせられるのではないかと、考えたのです。
参加した皆さんには、こういう背景をTさんのお宅の門に移動するまでお話ししておきませんでしたので、参加した30名がTさんの庭に入れていただき、準備の状況を見たときは、サプライズ(びっくり!!)だったのではないですか?
用意しておいた食材は、サツマイモ(石焼、空き缶焼き)、マシュマロ、コーヒー、ロイヤルミルクティ、紅茶、緑茶、玄米茶、お餅のつけ焼きなどでした。例年より、シンプルな食材にしました。
最近は、日常の生活の中で、火を扱うことはほとんどありません。大人も子供も、火に当たったり、物を燃やしたり、料理したりすることは大好きなのですが、人数が多いと、主催者としては目が届かないところで驚くような行動をとる人(大人も子供も)もいて、このくらいの人数でないと、安全確保は容易ではないのです。
例年のように、マシュマロを日に近づけすぎて火をつけてしまう子もいて、いつもながら楽しい時間です。コータさんに、これも恒例のポップコーンを大きな中華鍋でつくっていただきました。
今年初めての試みとしては、玄米を炒って、玄米茶を作ることをしました。本当は。半年間育ててきたバケツ稲を収穫し、モミをすりこぎで、取り除き。玄米にしたものを加熱したかったのですが、ちょっと時間が無く、あらかじめ用意しておいた玄米を使いました。
緑茶のティーバックに炒った玄米をパラパラかけるという、ワイルドな方法でした。子供たちの反応は「おせんべいを食べているみたい!」…というものでした。こんな方法で、玄米茶を作ったのは、私も初めてでしたが。意外な反応でした。
時間に余裕は持って進めたのですが、次第に日も陰っていきました。
子どもたちは、一か所のたき火に集まって、なかなか帰ろうとしません。こうやって、直接火の世話を子どもたちだけでさせてもらえるのは、ほとんどないチャンスですので無理からぬことでもありました。
とはいえ・・・、保護者のおかあさんにそろそろと促され、解散にしました。
この日参加してくださった皆さんは、今のつくし野ではなかなか体験できなことを経験できたでしょうか??
今回の参加者数は、 未就学児:5名、1年生:1名、2年生:3名、3年生:1名、4年生:1名、5年生:1名、6年生:0名、中学生1名、高校生0名、子供の合計13名。保護者:10名で、一般の参加者は22名でした。
取材、顧問は、月刊「スクールアメニティ」誌より岡本さん、運営側として、庭を提供してくださった津吹さんご家族3名、顧問他5名(中村、樋村、船崎2、小池)の8名でした。
子どもの合計:13名、大人の合計:22名の総合計35名でした。小学校は、つくし野小学校ほか、恩田小、府中小の合計3校。幼稚園・保育園は、つくし野天使幼稚園(記載があったもののみ)でした。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。持ち帰ったお芋や野菜は、大切においしく食べてくれたでしょうか??
参加してくれてありがとう!!
以上です。
文:小池
写真:小池
集合写真:岡本さん
写真:小池
集合写真:岡本さん
編集:平嶋
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