文: 小澤校長先生
写真: 桑木さん
森村学園の森をお借りして行う活動です。
受付を終えた参加者は、つくし野小の第二校庭(滑り台やブランコのある所)の日陰のビニールシートに集合しました。
小池さんのお話です。毎回のことですが、色々なものを準備してくれてのお話しです。この30数分のために、どれだけの時間をかけて、話の内容を考えたり必要な物を用意したりしているのかを考えると、ただ、ただ、感謝あるのみ。
小池さん恒例のクイズ・タイムです。『森のクイズII〜森はどんなはたらきをしているのかを知ろう〜』です。三択問題ですが、「むずかしいんだよね!」の感想にこりたのか、今回は、大サービスの問題が三つもありました。どれを選んでも正解になる問題です。真面目に考えた私ですが、でも、全問正解にはなりませんでした。
最後の問題は考えさせられる問題でした。正確な表現ではありませんが、自然(地球)は自己修復能力とでも言うのでしょうか、自己調整システムとでも言うのでしょうか、そういう力をもっています。しかしながら、人間が生活をしていくときに自然にダメージを与えざるを得ない実態があります。そのダメージの大きさが、自然の持つ力を上回ってしまい、自然が悲鳴を上げているのだと感じました。
人間はより豊かで便利な生活を求め、森を切り拓き、川の流れを変え、海を埋め立て、自然界には存在しない物質をも作り出してきました。その事の積み重ねが、地球という一つの生命体そのものの存在自体を脅かす状況になっているのだなーと思いました。自然(地球)と人間がうまく共に生きていけるように考えなくてはいけないのですね。


クイズの後は、「藍の葉のたたき染め」をしました。綿布の袋に優しく、まんべんなく叩いて葉の汁で染め上げました。藍の何とも言えない色加減が美しい。
それを終えた人は、「暑中お見舞い」用の葉書をつくりました。スタンプが押された葉書は涼しげでした。夏休みに、先生やお友達に「暑中お見舞い」を書きましょう。



森村の森に移動しました。学校で小池さんから教えていただいた森の様子を確認しながら、森の中の心地よさを体で感じていました。小池さんから注意がありました。
- 藪の中には入っていかない。
- 下草を引き抜いたり土をほじくり返さない。
- スズメバチを刺激しない(赤のカラーコーンの近く)
子どもたちの興味は虫にも向けられました。見つけるのが上手な子どももいるもんですね。コクワガタをゲット。カブトもゲット。私はスズメバチを観察。あの口が木の幹の皮を食いちぎるから樹液が流れ出て、虫が集まり、更に木の幹が削られていくんですね。怖い顔をしていますね。
森の外は、うんざりするほどの暑さ。
今回も、スタッフの皆さんに楽しい一時を提供してもらいました。あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た。






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