文:小池さん
写真:桑木さん
小池常雄です。
ビオトーププロジェクト 2012年度第2回目(5月12日)の活動報告をします。
今回は、ビオトープ専用畑での活動です。
小学校の体育館横に集合、皆でまとまって、車に気を付けて畑に移動しました。
今回は、田村先生、小澤先生、中村さん、臼井さん、高見さんがゲストで来てくださいました。
はじめに小池から、小澤先生にこれまで2年間のご支援に感謝の気持ちをお伝えしました。
また、昨年秋にこの畑で収穫したおイモは食べずに保存しておき、精密な放射能量の分析にかけた結果、放射能を検出しなかったので、今年は畑を利用した活動を再開することをお話ししました。
収穫のまえに小池からお話をしました。
この畑でついさっき捕まえたバッタの成虫を皆さんに見せました。時期から考え、また体が茶色だったことからも昨年秋に成虫になったものが、そのまま越冬していたものと思います。寒い冬をじっと耐えて春を待っていたことになります。
つまりこの植物を食べることは、太陽の力を間接的に食べて私たち人間も元気でいられるというお話をしました。
次に、今日の活動の前半で収穫する野菜の話をしました。ホウレンソウ以外は、葉ダイコン、二十日ダイコン、三十日ダイコン、小松菜、チンゲン菜はみなアブラナ科の野菜たち。いろいろな形や味の野菜だけれど、皆、同じ仲間だというお話をしました。花を見せられなかったけれど、花が咲くと皆そっくりで仲間とよくわかります。
植物のいろいろな性質、力を私たち人間が利用しているという話もしました。また、スーパーで売っている同じ野菜は形や大きさが整えられて売っているけれど、実際の畑では、いろいろな大きさで、根っこから養分を吸い取って成長しているということをお話ししました。
更に、収穫のあとに植える植物の話もしました。サツマイモ、スイカ、ウリ、カボチャなど苗の紹介をしました。これも、どの仲間かをお話ししました。
さあ、野菜の収穫です。多くの野菜は3月10日にまいておいたものですので、2か月間かかって、春の日差しの中で成長していたものです。
今年は昨年と違い、皆がそれぞれ袋を持ち、自分が収穫した野菜をそのまま持ち帰るようにしました。こんな風に、直接自分で野菜を収穫することは初めての子も少なくなかったのではないですか?
皆のうれしそうな笑顔が見られ、私もうれしかったです。晩ごはんで食べてくれましたか?
収穫の後で、恒例の中村さんのトラクターで畑を耕してもらいました。
子どもたちもちょっとだけトラクターに乗せてもらいました。
中村さんから、サツマイモの苗の植え方を教えていただきました。
苗のどこから根が出るのか、どこがお芋になるのかを教えていただき。「船ぞこ植え」という植え方も教えてもらいました。「お芋の収穫をさせてくれるところは多いけれど、苗を植えるところから経験できるものはあまりないですから、貴重な体験ですね。」と言って下さるお母さんがいました。これから世話をし、収穫し、7月や12月の活動で、皆で食べるのが楽しみですね・・・。
最後に、5月2日に(財)日本環境協会 藤本倫子環境保全活動助成基金から助成を頂けるとういうご連絡を頂きました。
今年度も4年目になりますが、町田市地域子ども教室(児童青少年課)の助成を受ける予定です。
更に本年度は、つくし野小学校PTAにより、地域との連携・協働活動として位置付けられ、ご支援をいただくことになりました。
あわせてご報告しておきます。
以上です。
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