次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2015/10/24

10月の活動へのお便りなど

文:「鋼鉄マン」さん、小池さん
写真:「鋼鉄マン」さん、樋村さん、小池さん


小池です。
10月18日(日)の活動に関するお便りなどをご紹介します。

今回は「鋼鉄マン」さんからのお便り、樋村さんのサツマイモのツル料理とユウガオのランタン?、そして私の料理2種(茹で落花生、イナゴの佃煮)です。

皆さんも、感想や料理の写真など気軽にお寄せください。




《その1:「鉄鋼マン」さんからのお便り》

「鉄鋼マン」です。先日は、活動、ありがとうございました。


私は、子供のころ、田舎で育ったのですが、近くに住んでいた兼業農家の祖母(母の母)の家が、稲作中心だったため、田んぼ関係は田植え(桜田淳子が田植え機のコマーシャルをやっていた時代ですが、うちはまだ、苗代で苗を取って、手で植えていました)から、稲刈り、果てはイナゴ取りまで、しっかり経験しています。

しかし、畑作関係は、夏休みにジャガイモ(郡山方言ではカンプラ)掘りを手伝ったくらいです。
ということで、畑仕事については子供達とほぼ同じ経験値でしたが、先日の活動は楽しく過ごさせていただきました。

新畑でのカボチャ・ユウガオ取りは、ネズミの登場もあり、なかなかワイルドな経験になりました。

旧畑では、ミニトマト・便利菜(ベンリナ)・青梗菜(チンゲンサイ)・人参(ニンジン)等の収穫を体験させていただき、大変面白かったのです。個人的には、落花生(ラッカセイ)の収穫が一番楽しかったです。

次男はバッタとりに勤(いそ)しんでおりましたが、帰りには、自分から『キャッチアンドリリースだ!』と言って放しておりましたので、大人になった(小池注:まだ未就学の5歳?なのに大人??)ものだと感慨深かったです。キリギリス類を含め、いろいろなバッタの仲間がいて楽しかったようです。


分けていただいた収穫物は、我が家では、当日、落花生の塩ゆでと便利菜のおひたし、翌日青梗菜の油いため、翌々日、シチューとなって、おいしくいただきました。


特にシチューになった人参が一番人気であったようです。
生の落花生を残しておきましたので、来年は、落花生の栽培に挑戦しようと思います。






今回、色んなものを収穫させていただいた旧畑は、今年で最後とのこと、地主さんのご厚意のおかげで、地域の多くの子供たちが、貴重な経験をさせていただいたと思います。本当に、ありがとうございました。



個人的には、柿取りの時に、高枝切りばさみが大活躍の中、懐かしいものを見かけました。それは、竹の先に切り込みを入れ、その間で柿の枝を挟んで柿の実を折取るものの事です。私の田舎では“ワッパサミ”と称していました。

高校生の頃まで私は、柿のシーズンになると、学校帰りに祖母の家で、柿(大名柿と称する大きな甘柿でした)を取っては、服でこすって汚れを取って、その場でかぶりついておりました。

おばあちゃんは、トロトロになった熟柿が好きだったなあ~などと懐かしく思い出しました。


次回の活動のサツマイモ掘りも楽しみにしています。子供たちは幼稚園でサツマイモ掘りの経験がありますが、実は、私は、サツマイモ掘りは未経験なので、とても楽しみです・・・。


鉄鋼マンさん、いつもながらうれしくも楽しい感想をありがとうございました。

お子さんたちが大人になった数十年の後も、この日、ネズミが畑で飛び出した事、いろいろなものを収穫した事、その夜やさしいお母さんが料理してくれ、おいしく家族で味わったことを記憶の片隅に覚えてくれていたならば、本当に、私や顧問の皆さんの望外の喜びです。

ありがとうございました。(小池常雄)




《その2:樋村さんから写真のお便り》

試しで、来月の活動で収穫する予定のサツマイモのツルで、料理をしたというのです。

写真は、順番に、

 ①イモツルを採集して、②イモのツルの皮をむき、
 ③分別して、④茹でて、
 ⑤魔法の水(浅漬けの素)であえて、⑥冷蔵庫で大変身

・・・というのが料理手順だそうです。




キンピラやテンプラは知っていましたが…。是非、来月の活動の時は希望者には、サツマイモのツルも分けようと思いました。




《その3:ユウガオのランタン!?》

活動の1週間後、樋村さんのご自宅をお尋ねしたところ、こんなものを飾って下さってありました。(張り紙の内容を読むには写真をクリック)


私たちの畑で収穫したユウガオを干瓢(カンピョウ)に加工する前に、ハロウィンのお化けカボチャの顔を書いて下さったようです。近所の希望するこどもたちと、カンピョウ作りが実現するといいな・・・と願っています。

樋村さんのご自宅は、南つくし野のエリアですが、南つくし野小などの在校生のつくし野ビオトーププロジェクトへの参加者が増えており、より広いエリアにこの活動が理解されることはとてもうれしいことです。樋村さん、いつもありがとうございます。




《その4:生落花生の塩茹で》

小池です。

自宅に持ち帰った落花生は、半分を来年の種として残しておき、格好の悪いものや小さなものは、塩ゆでしました。ボールの中で水につけ、殻についた泥をごしごしこすり合わせて落としたのですが、表面が凸凹(デコボコ)しているのでなかなか大変でした。

落花生の絵本には、40〜50分ゆでるようにと、意外に長時間茹でるように…との指示がありました。

茹でたものをむくと、中にはうす紫色の皮に包まれた実が、殻の中一杯にはちきれそうに膨らんで入っています。乾燥させたものは、もっと濃い色の茶色ですから色がゆでる間に抜けるのかもしれません。

恐る恐る食べたのですが、これがなかなかの味。乾いていてかたいピーナッツと同じ物とは思えない柔らかくフカフカした食感で、ほのかに甘みも感じられ、大変においしいものでした。

生の落花生は保存が効かないので流通しにくく、スーパーなどでは売っていません。スーパーで袋に入って売っている殻に入った落花生は皆炒って加熱したものです。

生の落花生が手に入るのは、季節が限られ、地元の野菜などを直売している道の駅などで、とても限られます。それもなかなか高価な物です。貴重なものをおいしく食べることが出来ました。





《その5:イナゴの佃煮》

「金融マン」さんに教えられ、2週間ほどまえに、恩田駅の近くにイナゴ採りに行きました。イナゴの佃煮を自分で作りたくなったのです。

いい歳をした私が、網と袋をもって、1人でバッタを田圃の近くで追いかけている姿は想像していただくことにして・・・。

それでも捕まえたイナゴは、こんな感じ…と書きたいのですが、本当はあまり捕れず。このイナゴは「金融マン」さんが、父子で捕まえてきてくれて届けて下さったもの。


一晩、時間をおいて脱糞させて、次の日に料理。

「鉄鋼マン」さんが中学生のころ過ごした地方では、一度茹でたものを佃煮にしたようですが・・・。私は、生きたまま熱したフライパンにイナゴを投入!!ちょっと・・・かな??


あとは、私流にすき焼きのたれや日本酒やみりんで味をつけ・・・、なんとか佃煮風になり・・・。


さてお味は…ということになるのですが…。

味はともかく、食べてみると少し売っている佃煮とは食感が違い・・・。

皆さんに試食していただいたお店で調達したものと違っているのは、やや大きく、羽もしっかりついていて、後ろ足のとげとげもしっかりしていて・・・。

たぶんこれは、今回私が調理したものは、秋も深まり、イナゴが卵を産む寸前の終齢になっていたものを調理したのではないかと思うのです。

お店で調達したものは、やや小ぶりで、終齢とは思えず、もう少し早い時期に収穫したものではないかと思われます。また、やや煮込みに要した時間も足りなかったのかもしれません・・・。

いずれにしてもはじめてイナゴの佃煮を自分で作り、食べるという経験をすることが出来ました。「金融マン」さん、ありがとうございました。

イナゴの佃煮をつくる過程は、以上のようなものです。



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