次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2017/12/17

活動報告:第9回定例活動

「畑にソラマメの種を植えよう!」活動報告
12月9日土曜日定例第9回(2017年度延第16回)活動を実施しましたので、活動報告をします。
この日は朝8時から、午後の活動第2部の準備を開始。
高校生のI君が、テスト期間中なのに最初から最後まで、手伝ってくれ…。
田村(ゆ)さん、樋村(美)さん、船崎さん、津吹さんご家族の支援をいただきました。
お昼ご飯は、いつものおにぎりではなく、第2部で用意しておいたものを試食。
なかなかの味。

畑は冷え込んだこの日、ゴチゴチに凍り、2週前に収穫したイモの枯葉にも霜がたくさん。
集合時間前、畑に座るためのブルーシートを敷いたり、説明用資料を準備したのち、集合場所へ行きました。
この日は前日までの雨が上がり、快晴微風。昼間は絶好の活動日和になりました。
初冬のセントラルパークは、まだ晩秋の気配も残り、公園の隅で座って待っているとはらはらと落ち葉が舞い落ちます。
集まって来られた参加者の皆さんに、出席票を書いていただき、畑へ移動しました。
畑では、ウネを先週建てたけれど初めての耕運機利用だったので、コツをつかむまでが大変だったことをお話しました。
ある保護者の方に教えていただいた小学生(3年生)向けの通信添削の問題が、今回の活動にぴったりだったので、それを使わせていただいて、畑の作業などを紹介しました。
その内容は、農家の見学の際に準備すること、ウネの役割、機械での農作業の方法、キャベツの出荷先、ビニールハウスの名前と役割といった、まさに目の前に広がる畑の風景や作業がそのまま問題になっているようなものでした。
普段から継続してこういう活動をしていますが、特に学校の授業の役に立つ内容であるように…との認識はないのです。
でも、つい先日もつくし野小の3年生が授業で中村さんの畑の見学に来たことを知ったり、こういう問題を見たりすると、まさに体験に即した地域での環境学習になっていると意を強くします。限られた経験を基に頭で考えるのと、たくさん体験したことを基に考えるのとは随分違いますものね…。
[通信添削問題を参考に、畑の作業を紹介:このカットの撮影:岡本さん] 
 お話の後は、ソラマメの種まき。3日ほど前から、自宅の台所で水につけて膨らませておいたものでした。最初にソラマメの種のまき方をお話しました。オハグロと呼ばれる黒い部分を下に植えるのでしたよね?
11月初旬の活動で、芽が出かけたものを皆で育苗用のポット苗に育てようとしたのですが、だめになってしまい…。
どうもこの方法ではうまくいかないようです。
ウネに30㎝ごとに印を付け、一か所に2つずつ種を植えました。
オハグロと呼ばれる黒い根や芽が出てくるほうを下にして植えるように注意して、みんなで交代に植えていきます。
機械で起こしたウネは、高さが均一にそろいました。
種を植える間隔の30㎝毎の印を付けるのも、丸いパイプを使って効率的にできました。(翌日朝、一人でネットを種を植えた畝にかけました。鳥に食べられるのを防ぐことが目的です。)
種植えと並行して保護者のお父さん2人にお願いして、鳥よけの「カイト鷹」というものを畑の隅に建てました。これは、高見顧問が単身赴任先の九州で見つけ、購入していただいたものです。
手にしてみると意外に大型。翼長180㎝。私より大きい!

これは種をまくと、種は栄養が高いので、カラスやハトにほじって食べられてしまうので、防ぎたいと思ったのです。
カラスやハトにとって天敵のタカ(猛禽類(もうきんるい)と言って肉食の鳥)は、凧のシルエットでも嫌なもののようです。
はてさて、うまくいくのでしょうか?
中村さんに道具や資材を提供していただいて、何とか取り付けました。
つくし野の青空に、タカのシルエットはきれいです。
種まきのあとは、第2部の会場へ歩いて移動。
ご自宅の庭を「つくしのローズガーデン」として整備し、カフェとして週末の金土日に開放している津吹さんご家族の理解のもと、営業時間なのに借り切りで活動に利用させていただくことができたのです。
第2部のプログラムの最初は、船崎顧問を講師にして、松ぼっくりを使ったクリスマスオーナメント(飾り物)づくり。
子供たちに作ってもらう前に、まずお母さんたちに作り方の解説。
[若いお母さんたちから、すごーーい!と、賞賛の声多く!!]
 限られた時間の中で、ワークショップできるように、事前に制作キットとして準備しておいてくださったところが、船崎さんらしい…。
[皆の作品を乾燥中、なかなかのできばえ!]
この間子供たちは、午前中から丁寧に焼いておいた焼き芋、マシュマロ焼きやねじりパン、ポップコーン、ロイヤルミルクティ、磯部焼などを楽しみました。
芋は、前日の夜、勤務先から帰宅後、台所で洗っておいたものです。白っぽいイモが安納芋です。
前回の活動の際、参加者の皆さんにたくさん分けてしまい、自分はクズイモは口にしましたが、自分や高見顧問、井上顧問にお届けするものがなくなってしまいました。
ごめんなさい!!
これらを午前中に高校生のIくんが、黙々とすべてをアルミフォイルで包んでおいてくれたものを時間をかけて焼いておいたのです。
[焼き芋は、大きめの空き缶の廃品利用でこんな感じ。ダッチオーブンでも焼きました。]
[これはパープルスイートという名前のムラサキイモ。とろっつとろ。]
例年のマシュマロ焼きに加え、今年は久々に保護者のSさんの協力でパン種を準備。
ねじりパンを作りました。パンは毎日のように食べているだろうけれど、こうやって自分で直火で焼くことはないのでは??
いい感じにキツネ色になり、少しずつちぎって食べるのですが、何もつけなくてもおいしいのが不思議。
[まずは手を洗ってから、パン種をひも状に伸ばして枝に巻き付けます]
マシュマロやパン種をまきつけた小枝は私の自宅の庭木の剪定小枝。
午前中に船崎さんが丁寧に表面を削っておいてくださいました。
 [ポップコーンを焼いているのは保護者のお父さん、透明なふたなのではねている中が見える!]
写真を撮り損ねました(ごめんなさい!)が、田村(ゆ)さんと、樋村(美)さんが、焼き餅を担当。
磯部焼やあんころもちもおいしかった!!
恒例の集合写真は、こんな感じ。少しずつ片付けながら、流れ解散にしました。
例年同様、なかなかか子供たちが帰りたがらない…。
もくもくとイモを食べ続けていた未就学の子供たちの顔が印象に残ります。
小さい子は、おイモ好きだよね?!
[集合写真:撮影者:岡本さん]
本年の活動は、これでおしまい!ブログで畑の様子などは発信を続けますが・・・。
今年は年間参加者数も安定しています。
次は、鳥の巣箱づくりです。「ヤモリのおうち」の新作設計図を準備中。お楽しみに!!
参加者は、未就学:6名、1年生:1名、2年生:2名、3年生:3名、4年生:1名、高校生1名。子供の合計14名。
保護者:11名。参加家族は8家族。
主催者側、中村、樋村(美)、田村(ゆ)、船崎、加山、津吹ご家族(4名)、小池の合計10名。
子供の合計14名。大人の合計21名。合計35名でした。
参加者の所属は、つくし野小、天使幼稚園以外は、恩田小、南つくし野小、成瀬高校の合計5校でした。
津吹さんご家族(つくしのローズガーデン)には、特別なご配慮をいただきました。末尾ながら、改めてお礼申し上げます。
「ありがとうございました。」
[帰るころには、入り口のイルミネーションもすっかり飾り付けが終わり・・・この後、点灯]
文章:小池
写真:岡本さん(集合写真他)、小池
ブログ編集:小池

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