「花菜(かな)ガーデン」を訪ねました。
11月3日文化の日午前、平塚市の神奈川県立花と緑のふれあいセンター(通称:花菜ガーデン)を訪問しました。ここは、県の研究所の跡地を利用した公園と農園と展示施設・体験学習施設・飲食施設を併せたような複合施設。
規模は大きくないけれど、他に似た施設は思いつかずユニーク。オープンして8年目。
この日はローズフェスティバルの最終日の前日。
バラが有名な施設だそうで…。
私は特別、バラに強い想いがあるわけではないので、いつものように植物と昆虫との関りや一般の花などを中心に見て回りました。
この日、ほとんどチョウの姿はなく。
たくさんの花の蜜を吸っていたのは、この昆虫。
噛むのではなく、舐めることを目的とした口のかっこうからアブの仲間か…と思うけれど…。
拡大してみると金属光沢のようなボディと目や体の縞模様はプレデターのよう。
頭は、マスクをかぶった宇宙人のようでやや不気味な姿。
ここは、自然植物園ではないので、園芸種がほとんど。
これはカンナ。葉脈だけを拡大すると、現代アートのよう。
品種名は、トロピカル・コーラルかな?
なんとこの時期に咲いているマンサクの花。2月の花なのに…。
台風による塩害で片方だけ枯れた葉をたくさん見たけれど、これも塩害かもしれない。
これも不思議に、この時期に3つだけ咲いていたナシの花。
以下は、花と昆虫。もしくは花だけ。
これは、バラの蜜を吸うイチモンジセセリ…と思い、カメラを近づけても逃げない。
あっ…死んでいる!
しばらく見ていて、ようやくこのことに気が付き。
蜜を吸いながら最後の時を迎え、そのまま引っかかって、こと切れてしまった…ということかと…。
[ベニバスモモ] |
こんな大型農作業車が置かれていて…。1台欲しい。
よく見ると、アライグマかタヌキの足跡が…。レンコンを狙ったのかな?
園内には、チェコの作家、チャペックの家の雰囲気を再現し、展示した施設があり・・・。
風はなかったけれど薄曇り、時にパラパラ小雨が降る1日でしたが、充実した楽しい時間を過ごすことができました。
鑑賞用のバラや、収穫体験用の野菜などがメインに栽培されている施設。
バラは虫が付きやすいから、消毒をしないと、とてもお客さんに見せられる状態にはならないので仕方ないのだろうけれど、箱根の植物園のように、多様な昆虫と多様な植物との関わりがみられるかわけではありません。
施設の目的が違いますからね…。
ここは、園芸や農業に関わる図書室。
ここは、食べ物や農業に関する展示コーナー
通常の滞在時間は、2~4時間だろうけれど、関心のある人なら1日過ごせる施設かもしれません。
車だと、つくし野から意外に短時間で行くことができます。
ご家族で行ってみませんか??
この施設をご紹介、ご案内いただいた支配人Sさんにお礼申し上げます。
花菜ガーデンの公式HPは以下です。
http://www.kana-garden.com/
文章:小池常雄
写真:同
ブログ編集:同
取材日:2018年11月3日土曜日
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