次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2017/05/23

おたより:シジュウカラの巣立ち

鉄鋼マンさんからシジュウカラの巣立ちなどのお便りをいただきました。


521日(日)、我が家の庭の巣箱からシジュウカラのヒナたちが巣立ちました。
この日は日曜日の朝ということで、ゆっくりと朝の時間を楽しんでおりましたら、子供たちが騒ぐ声が聞こえてきました。
それで、なんだろうと起きだし、庭に行ってみると、巣箱の穴からおっかなびっくり顔を出しているヒナが見えました。

ここ数日、親鳥たちがせっせとイモムシを巣箱に運び込み、ヒナたちの鳴き声も日々大きくなっていましたので、そろそろかな?と思っておりました。
[ 巣箱のかけてあるモミジの枝にとまる2羽 ] 
昨年は、巣立ちの最後の1羽とおもわれるヒナ鳥が、お隣の庭に消えていく姿を見ました。
今年は、巣立った姿を3羽見ることができました。見た感じは昨年のヒナとあまり変わらず小さいものでした。
『そんな大きさで巣立ちさせて大丈夫かな~?』
…と、またまた不安でいっぱいな感じです。
何とか飛べてはいるので、大丈夫であることを祈りたい思いです。
わが家の周りは飼われているネコばかりでなく、アナグマなのかアライグマなのか、はたまた狸なのか、今一つ判然とはしないものの、野性の生き物たちが動き回っています。
現在の家に建替前、古家の屋根裏にはハクビシンが住んでいたようです。
そんな状況でよちよち歩きのような状態のヒナたちが生き抜いていけるのか、とっても不安ですが、『巣立ちができて良かったね~』と喜んでいる子供達にはそんなことは言えず、微妙な感じです。
そういう中で、生き抜いていかねばならないのが世の中の厳しさなのだ…ということは、もう少し大きくなってから教えれば良い(教えなくても自然にわかる?)のだと…今のところは、割り切っておこうと思います。
[ お隣の庭の木に止まっている様子(かわいいけど心配です)]
現在、我が家の庭先で育っているカブトムシ達、プランターで育っている玉ネギ、バケツで育っているイネ等を見ながら、少しずつ命の大切さに触れてくれれば良いなあと願っています。

この週末、まもなく5才になる娘が、今度はアオムシを捕まえてきて

モンシロチョウにするんだ』と言っています。
これで、また我が家で育つ生き物が増えました。
現在、キャベツをバリバリ食べています・・・。」

鉄鋼マンさん、お便りありがとうございました。
この日、私もたまたまお宅にお邪魔し、巣立った後のヒナの写真を写すことができました。
以前も書きましたが、20年以上、巣箱を自宅庭につけていますが、巣立ちを見られたのは数年前のたった一度だけ…。多くは平日の午前中に巣立つので、連休中に巣立ったのは異例で見られたのです。それを2年連続で見られるとは!!うらやましい限りです。姿を見たのは3羽とのことですが、私が見たのは9羽。決して広くはない巣箱ですので、うまく飛べるのか否かではなく、もうこれ以上中で育てられない…と親鳥が判断したときに、巣立ちをさせるのかもしれません。いずれにしても、元気に育ってほしいと願うばかりです。

この時期、耳が慣れてくるとつくし野のあちこちで、親鳥に餌をねだりながら育つ、ヒナたちの甘えたさえずりが聞こえます。耳を澄ませてみてください。(小池常雄)
                               文章:鉄鋼マンさん
編集・文章調整:小池
写真:鉄鋼マンさん(縦長のもの)、小池(横位置のもの)





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