次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2017/05/21

活動報告:2017年度定例第2回「畑でおイモや作物をつくろう!」

2017年度定例第2回活動を

実施しましたので、

活動報告をします。


第2回目の活動は、5月13日土曜日の予定でチラシなどで開催のご案内をしました。
しかしこの日は早朝から雨。ブログで開催を翌日に延期告知し、14日日曜日午後の活動に変更しました。

 この畑は、台地(本来の丘陵地形の上)に位置することもあり、朝方まで小雨が降っていましたが、水はけがよいので午後には農作業ができる状態になりました。

 いつものように、朝10時過ぎから樋村ご夫妻や船崎さんと準備を開始しました。
サツマイモの苗は予約しておき、新鮮なものを前日に購入。牛フンや肥料などは、とても重いのでしばらく前から少しずつ購入して、畑の隅に運び込んでおきました。

今回から、活動の集合場所をセントラルパークに変更しました。
この場所ならだれもが知っているので、初めての人でも来られます。
主催者側の人数が限られる中、ここなら参加者を迎えに行く時間を節約できるのです。


 例年よりやや多い参加者を畑に案内し活動を始めました。 
 お話は、日本人がよく食べる3種類のおイモについて…からお話ししました。
サツマイモの育て方、原産地、種類、ネットリ系とホッコリ系の食味の違い、苗の作り方と植え方、家庭でもできるサツマイモの袋栽培の方法、希望者への苗の配布などについて、お話ししました。

 使っている農薬や肥料のお話をしました。
牛フン、トンプン、ケイフンのお話もしました。昔は人糞(ジンプン:人のウンチのこと)も肥料に使ったけれど、今は使わないこと、江戸時代は、人糞も貴重で、郊外から江戸に買いに来たのだそうだ…なんて言うお話もしました。


お話が長くなりすぎないように気を付けて、最初は、植える場所に残っていた葉物野菜などの収穫から始めました。

収穫した野菜は、ベビーリーフ、ツララダイコン、シュンギク、コマツナ、ホウレンソウ、ブロッコリーの脇芽、キャベツ、長ネギ…などです。

 活動が進んだ後でサヤエンドウも収穫しましたが、この日は収穫できるピークであったため、これだけたくさんの人数で収穫しても、各家庭で十分料理のひと品ができる量がありました。

 この日は、雨で延期したので珍しく、5月の第2日曜日:つまり母の日の活動になりました。
収穫したサヤエンドウ筋を取るお手伝いを子どもたちがすれば、立派な母の日の夕食の献立のお手伝いになるよ!…というお話もしました。

夕食の献立に、食卓に載ったのなら、よかったのですが…。

 たくさんのやさいを収穫した後、跡地に、化成肥料や苦土石灰、牛フンなどを樋村さんや船崎さんがうまく均等にまいてくださいました。
その後、中村さん運転のトラクターが登場。
危険がないように注意して、子供たちも順番に運転席に乗せていただき、みなにこにこ。

全体をきれいに耕耘(こううん:たがやすこと)をした後、ウネを作りました。

 3種類、約300本用意したサツマイモの苗ですが、焼き芋にするとおいしい安納芋(アンノウイモ)とお菓子などに使う紫芋(パープルスイート)という種類から植えました。

この2種の苗は高価なので、収穫の時にわかりやすくしたかったのです。
最後は、紅東(ベニアズマ)を植えました。
これは、自宅で育てたい希望者に一人3本、プレゼントしました。
むろん、個人でも苗は買えるけれど、2-3本単位では買えません。
20本から100本という多い単位数での販売なので、なかなか個人では買いにくいのです。
 サツマイモの苗の植え付けはいつもの「船底植え」という方法です。

今年は、顧問の皆さんが等間隔に植える溝を丁寧に準備してくださったので、とても効率的に、また、うまく植え付けることができました。
 

 サツマイモの後は、サヤインゲン、エダマメ、ハクサイの苗などを植えました。

 今年は少なめにしたカボチャは4ポット、ズッキーニは3色で3ポット植えました。

 重かったけれどちゃんと持ってきてくれたペットボトルの水を、優しく苗にかけました。
 小さな子が、一生懸命に水をやってくれている後ろ姿がとても嬉しく思いました。

 最後に集合写真をパチリ。

 手前に広がるのは間もなく収穫期を迎えるソラマメです。
 次回の開催案内と、不定期の特別活動で野菜を収穫する予定をお話をしておしまいにしました。


 今回、参加票を書いていただくときに、お子さんの顔をブログで掲載することへのお考えをお聞きしました。
多くの保護者は、「許諾」に〇を付けてくださいましたが、全員ではありませんでした。故郷のおじいちゃんおばあちゃんに孫の姿が見せられるので、是非載せてほしい…との声がある一方で、望まない保護者がいることも事実です。

それで、今回も写真の扱いは従来通りとすることにしました。
ご了承くださいますように…。
今後も、全員が了承してくださる方法を模索していきます。

回の参加者数は、
未就学児:11名、1年生:4名、2年生:1名、3年生:5名、4年生:1名、5年生:1名、6年生:1名、中学生0名、高校生1名、子供の合計25名、保護者など:19名で、一般の参加者は44名でした。(一部だけの参加者も含みます。)

参加者の家族数は17家族でした。

取材は、月刊「スクールアメニティ」誌より岡本さん、

運営側として顧問他6名(田村(ゆ)、樋村ご夫妻、船崎、小池)でした。
子どもの合計:25名、大人の合計:25名の総合計50名でした。

小学校は、つくし野小学校ほか、恩田小の合計3校。

幼稚園・保育園は、つくし野天使幼稚園、小川幼稚園でした。
文章:小池
ブログ編集:小池
写真:樋村、岡本さん、小池

   

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