次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2017/09/15

話題:身の回りの生き物たちの秋

身の回りに感じられる秋をご紹介します。
この紫色のきれいな実は、何の実かわかりますか?
きれいな紫色で、雨に濡れてつやつやして、ブドウのようでしょう?
実はこれ、木の実で、1つの直径が2mmに満たない大きさ。コムラサキシキブ…という種類の植物です。
こちらは少し、まだ熟していないので色が薄いですよね?
ではこの可憐な花は、何の花でしょう?
ヒントは、7月半ばの活動でお世話になった植物。
答えは、藍の花。これも本当の大きさは、3mmほどの大きさ。染物に使う藍は葉っぱを使うので、あまり花の印象はないでしょうが、この時期になるとこんなに小さく可憐な花を咲かせます、
では、次は畑で見つけた花。今度は真っ白。
なんとこれは、柄井柄井トウガラシの花。ナス科の植物ですが、紫色ではなくシシトウやトウガラシの仲間はこんなに白い花。ビオトーププロジェクト専用畑の土手の上に、赤い列を作ってみたくて今年はトウガラシに挑戦。この写真は花ですが、多くがすでに実り、緑色の実をつけています。少しづつ赤くなっているのもあり、間もなく赤い実と緑の葉っぱの構成の列が楽しめそうです。
この実は何かわかりますか?
ムカゴってわかりますか?山芋のツルの葉の根元につく、小さなイモ(細かく言うと栄養体)。蒸かしたり、油で揚げたり、ごはんに炊き込んだりして食べますが、この時期の私のささやかな楽しみ。地面の下にはおイモができるのに、ツルにもこういう小さいおイモが付くのです。
でもなかなか収穫は大変。パラパラと落ちてしまい、回収不可能に・・・。ですから傘を逆さにして、下で受けて収穫します。
ついでに、この動物は何の生きものか、わかりますか?
これは目ですが、口は意外におちょぼ口。
この写真ならわかるでしょう?
そう、オンブバッタ。
下にいる体が大きいほうがメス。上に乗っている小さいほうがオス。我が家の庭のオオバの葉っぱをむしゃむしゃ食べて、育ちました。
ショウリョウバッタに似ていますが、これ以上大きくはなりません。
秋が深まったころ、卵を産んで死んでしまいます。
つくし野自宅の庭や畑では、秋が感じられるものがたくさん見つけられます。
何気なく見ていると何も感じないかもしれないけれど、こうやって大きな映像にしてみると意外にきれいだったり、ユーモラスだったりするでしょう?
皆さんも身の回りの生き物、動物や植物の秋の姿を観察してみませんか?
私に絵や文章を送って下されば、このブログでも紹介しますよ!!
最後まで読んで下さってありがとう!
以上です。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同
おまけ
これは??
ハクサイの芽が出て、フタバです。こんな小さいフタバが、大きなハクサイに育つのだからびっくり。天候が良いので、撒いてから3日ほどでこんな芽が出ました。植え付けをおたのしみに!


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