次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2017/09/30

話題:野菜の苗の世話と長ネギの土寄せ

野菜の苗や畑のお世話をしたので、ご紹介します。
これは何か、わかりますか?(9月23日の状況)
1週間前に巻いたハクサイの若芽です。すでに双葉の真ん中に本葉が出始めています。
発芽率がとても高く、このまま放っておいては、栄養を奪い合って野菜の苗になりません。
それで、少しかわいそうですが、間引きをします。
畑では、そっと引き抜いたりするのですが、この場合は、先がとがったハサミでチョッキン。引っこ抜くと、残したい芽の根を痛めてしまうのです。

これは似ていますが、キャベツの苗。間引いて、この段階では1区画に2つほど残します。
これは茎の色が紫がかっているので、違いが分かりますね…。ブロッコリーの苗です。
ここ数年、たくさん採れておいしいので評判がいいいので続けて作っている房なりのブロッコリーです。普通のブロッコリーは一番上にできるひとかたまりの芽を採ってしまったら、収穫はおしまいなのですが、この種類は次々わき目が出て、長い時間収穫を続けることができて、皆さんとともに冬から春の恵みを分かち合うことができるのです。
作業前はこんなに茂っていたのに、、、、
間引き(手前の半分)をするとすっきりしました。
 切り取った若芽は土も根もついていないのでサッと洗えば、食べられます。お味噌汁に入れることもできます。
10月の定例活動で予定している、畑への植え付けに向けて、時間をかけてもう少し大きく育てます。

さてこれは、9月24日日曜朝の畑の様子。1週間前に植えつけたばかりの長ネギです。
植え替えた後、一度に土をたくさんかけてしまうと根が息ができなくて枯れてしまうので、少し時間がたってから肥料とともに、土を寄せて、次第に白い部分を長く太く育てていくのです。白ネギは寒くなってからがおいしいけれど、この時期から時間をかけて大きく育てていくのです。
これは、フヨウの花そっくりだけれど、オクラの花。
オクラは成長が早く、ちゃんとした大きさの株に育ったものは次々に花を咲かせ、実をつけます。この実の成長はとても早く、3日もすれば大きくなります。
1週間も置くと20センチ以上になり、とても食用にならない固さになってしまいます。
もったいないのですが、平日は仕事があり、なかなか早起きして畑に通うわけにもいかず、ついつい収穫しそびれてしまいます。

 直径20㎝ほどに育ったこれは何??
2年位前に育てたトウガンの種が土の中で時間を過ごし、今年ひょっこり顔を出したもの。
夏のころ、草取りをしていて見つけたもの。ウリ科の作物だな、何だろう?と、そっと印をつけて抜かないようにしておいたのですが、ここまでくればわかります。最近のトウガンは表面がつるつるしてもっと緑色のものをスーパーでよく見かけますが、これは白い粉を吹いて薄緑色に見えます。
また、表面には細かいとげがびっしり生えていて、触るととてもチクチクします。
私が子供のころたべたトウガンは、こんな感じ。もっと大きかったですが…。
もう少し、成長を見守ることにします。
 1週間前に植えたコマツナが、かわいい芽を出しました。中央にある2つの穴はネコの足跡。どやら、猫が畑の中を時々お散歩している気配。
 これは、極早生ミニ30日チンゲンサイ…という種類。10月の活動に、収穫が間に合えばよいのですが…。はてさて本当に30日でできるでしょうか?
 こちらは、白姫はつか大根。
フタバの段階では、特にアブラナ科の作物は種類はなかなか見分けはつきません。
 これは、オンブバッタのメスかな?残念ながら、パートナー探し中。
 これは、サツマイモのぱっぱをむしゃむしゃ食べていたイモムシ。種類は不明。
チョウかガになります。私たちの畑は、ほとんど農薬をまかない(今年はカボチャの苗の時にウリハムシ対策とウドンコ病対策に少し撒きました。)ですし、サツマイモには全く何も撒かないのでのでこんな生き物がたくさんいます。
ビオトープだな…と難じる時でもあります。
バッタは、寒くなる前にパートナーを見つけて卵を産まなくてはなりません。
チョウやガは、たくさんの葉っぱを食べて、サナギか成虫か(種類によって違います)厳しい冬を越す姿にならなくてはなりません。さあ急げ!急げ!!
10月の活動の準備を少しづつ、時間をかけて進めています。
お楽しみに!!!    
                                 以上です。

文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同




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