次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/01/27

活動報告:第8回特別活動を実施

校庭の巣箱を確認したので報告をします。
 1月20日土曜日午前第8回特別を実施したので報告します。
この日は、午後の定例活動に向けた準備を朝8時から開始。
年間20回開催する活動の中で一番、用意する資材が多く巣箱などのサンプルもたくさん運ばねばなりません。男性の顧問がみな、体調や都合が合わず、一人で準備を開始。
何せ、巣箱用の板材は長くて重い、。巣箱は箱だけれど、積み上げられず、コロコロ。
うんうんと頑張っていると故田村校長先生のおくさまゆり子さんが駆けつけて手伝ってくださいました。
なんとか資材を視聴覚室に運び込むともう、午前中の活動時間。慌てて集合場所の校門に駆けつけるとすでに参加者が集まっていました。
例年の3倍くらいの人数でしょうか?
未就学のこのプログラムに初めて参加する母子が多かったように感じました。
 巣箱は、全部で11個校庭に付けてあったのですが、1年間の間で麻紐の劣化と木が腐り切られたせいで2つが取り外され、小学校から引き渡されていたので、9個の巣箱が付けられていたことになります。
 校庭の西北の角の非常階段につけられたものから順番に時計周りに巣箱を一つずつ確認し、記録を残していきます。
 これは、シジュカラの巣。
きれいに丁寧に作られていて、卵を温め、子育てをする産座もきれいな円形に作られています。
取り出してみるとこんな感じ。
四角い巣箱には巣材がたくさん運び込まれていて、コケがたっぷりの基盤に産座の周りだけ、ふわふわの犬の毛で作られています。全体にとても丁寧でキレイ。
 一方こちらは、スズメの巣。
ススキのような枯れた草が大雑把に丸く円を描くように巣箱の中に詰められています。
でもスカスカ。全体に均一で、大雑把。シジュウカラの巣とは随分違います。
 今年の特徴は、いくつか卵が残されていたこと。ちゃんと孵化した卵のカラは、親鳥が食べてしまいます。
つまり本当は、この活動では、巣材だけ残っていて、キレイさっぱり何も残っていないのが一番良いのですが、孵化しなかった、つまり卵からヒナになれなかった卵がいくつも残されていました。
 この活動に初めて参加した未就学の子供たちは、この様子に興味深々。
取り出した巣材は、段ボールに入れて運んだのですが、皆で覗き込んでいます。
 これは、正門の真横のもの。
ここに巣箱を設置してから9年目くらいですが、正門横のこんなに低い位置の巣箱に毎年必ず営巣するのです。今年も、やはり営巣が確認できました。
 このひし形タイプの巣箱は、シジュウカラには大人気。
なぜか?と考えるのですが、四角い箱型のものと比べると運び込まれている巣材は1/10ほど。巣材を運び込む手間が最小で卵を産めるので、シジュウカラにとってはらくちんなのでしょうか?
 校庭全体に次々、巣箱を確認し、そのまま再取り付けできるものは取り付け、修理が必要なものは持ち帰り、次週、再取り付けをしました。これは別ブログで報告します。
 巣箱を開ける時には、みなでカウントダウンして、3・2・1と数えて開けました。
昨年は、すべての巣箱に営巣が確認されるという驚きの結果でしたが…。
今年もなかなかの高成績。
9つのうちの7つ。5つはシジュウカラ、2つにはスズメの営巣が確認できました。
十分に好成績と言えます。
最後に、お約束の記念写真。12回目のこのプログラムでは、最大の参加人数だったのではないでしょうか?土曜日の朝、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
参加者は、未就学:10名、1年生:4名、2年生:1名、3年生:4名、4年生:1名、5年生:2名。小学生の合計:12名。保護者:13名。参加家族:13家族。
主催者・取材:田村ゆ、小池、岡本。
子供の合計、22名。大人の合計16名。
参加者すべての合計:38名 でした。
文書:小池
写真:岡本さん(集合写真)、小池
ブログ編集:小池

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