次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2018/01/09

おたより:クロイトトンボの羽化

年末にクロイトトンボが羽化!
鉄鋼マンさんより、年末にお便りをいただきました。
小池の責任で文章を調整、いただいた写真もすこし調整(拡大・トリミング)してご紹介します。

「本日(12月26日)、私が出かけようとした時、娘が、玄関の壁につかまっているトンボを見つけました。
実は、1ヶ月ほど前、ザリちゃんの水槽の中にヤゴがいるのを、次男が見つけておりました。
娘がヤゴの姿を図鑑で調べ、「クロイトトンボというのではないか。」と言っていました。
羽化した成虫の姿を見ると、娘の判断は、正しかったのではないかと思います。
(水槽の中の)ブクブクのコードに沿って這い上がって来て、羽化したようです。
(羽化した成虫は、その後)いつのまにか、居なくなってしまったようですので、玄関のドアを開けた時にでも、外へ出ていってしまったのではないかと思います。
この(年末の)寒空では、餌(えさ)もないだろうし、それ以前に、凍え死んでしまうのではないかと大変心配ですが、そこは、どうしようもないですね…。
こんな状況で羽化できたことを奇跡と思うしかないですね。
羽化できても、どうしようもないというのも自然の厳しさだと思います。
そう言うことも子供達に実感させることができて、大変ありがたいなぁと思います。
それにしても、このヤゴは、一体何処から来たのでしょうか?
この水槽には、川の水は殆ど入れていないので、買ってきた水草についてきたのでしょうか?
いつの間にか小さな貝も出てきたので、そう言うことかなぁ、と思います。
実は、トンボが「勝ち虫」と呼ばれ、縁起が良いということを、先日、TVドラマの「陸王」を見ていて知りましたので、年末のあわただしい時期でしたが、幸せな気持ちになりました。」
鉄鋼マンさん、いつもながらお便り感謝です。
ご自宅で生き物を飼っているといろいろな発見がありますよね?
カブトムシも寒いからかわいそうと、室内で飼うと早く羽化してしまい昆虫にとっては逆にかわいそうなことになります。
人間と動物・昆虫とは、そもそも快適な温度は違うのです。
羽化したトンボのその後をご心配ですが、なんとも言えません。
屋外でも厳冬の2月にトノサマバッタの成虫を見かけたこともあります。
寒いとトンボの食べ物となる小昆虫がいないので絶食状態になりますが、温度が低い分、自分の体の中のエネルギーの消費(代謝:たいしゃ)も減るので、うまく隠れ場所を見つけられれば春先まで生き延びられるかもしれません。
成虫で冬を越す昆虫も少なくないですからね…。
数年前、庭の巣箱の掃除をしていて、仮死(しんだようにみえる)状態で冬を耐えているアシナガバチを何匹も見つけました。
こうやって厳しい冬を乗り越えているのだと感じました。
「クロイトトンボ」君もうまく冬を乗り切って、春を迎えてほしいですね…。
以上です。
文章:鉄鋼マンさん
写真:同
文章調整・ブログ編集・コメント:小池

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