次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/06/05

話題:今度は「ヒトの里帰りとカエル」



里帰りとカエル
 鉄鋼マンさんから、写真と文章をいただきましたので、先日の園庭へのカエルの里帰りの続編として、お伝えします。(6月初旬)
「先週末、郡山の実家に置いてあった荷物を片付けに行って来ました。
長男は習い事があり連れて行けず。次男と娘を連れて行きました。
目的としていた作業は、ほぼ予定通りにこなすことができて良かったのですが、、、。

想定外だったのが、子供達がカエル採りをしたがったことです。
実家は田んぼや山に囲まれており、昔から庭にも多くのアマガエルがいました。
高校生のころ、部屋にやたらとでかい綿ぼこりがあるなあと思ったら、アマガエルのミイラで、大変驚いた記憶があります。
夕食が終わった後、カエルの大合唱が聞こえるので、子供達を連れて、近くの田んぼを見に行きました。

懐中電灯で照らして見ると、田んぼの中で鳴いているカエルの姿が見えました。
私は、子供のころ、カエルを捕まえたいなんて考えたこともありませんが、子供達は、是非捕まえたいと言って大騒ぎでした。
さすがに他人の家の田んぼに入るわけにもいかず(勿論ドロドロになられても困りますし)、なだめすかして家に帰る途中、道端でアマガエルを見つけて、娘が捕まえました。
1枚の写真です。
娘は大喜びでしたが、次男は悔しそうでした。
翌日、帰る前に、再度田んぼに行きたいというので、連れていくと、意外に草むらの中にいるもので、迷彩色のものも含め、6匹捕獲できました。

子供達も自分で捕まえることができ、大騒ぎでした。
勿論、すぐ放して来ましたが、こんなにカエルに関心を持つなんて、ちょっと意外でした。
夏休みだと、トンボならカブトムシやらがいるので、あまり興味の対象にはならないだろうと思いますが、「カエルの大合唱」から関心を持ってくれて良かったかな、と思います。
残念ながら、つくし野では、カエルを育てることはできるけれど、歌では聞いたことがああっても、実際にカエルの大合唱を聞くことはないと思いますので…。」
鉄鋼マンさん、写真とお便りをありがとうございました。

私も子どものころ住んでいた静岡県の西端の小さな町の自宅の、食卓の横のガラス窓の外にヤツデの木が数本あり、その大きな葉っぱの上に今の時期には決まってアマガエルが留まっていました。
この季節見られた子供のころの情景で、心の深くに残っています。
あれから半世紀以上の時間が経過し…。
それで…私の自宅の道路側にはヤツデを植えています。
私の自宅は道沿いにありますが、一般にはこういう場所にはあまり植えない種類なのですが…。
ヤツデは半陰性の場所・環境を好む植物です。
こういった場所では本来の深い緑色になりにくく、上のほうには日が当たりすぎて色が少し黄色くなってしまうので、残念なのですが…。
アマガエルは、つくし野の水辺のない環境では生きていけません。
生餌しか食べられない彼らを飼うことは、容易なことではありません。
それでこんなものが…。
えっ!!
そう、本物ではなく、フィギアで磁石付き。
でも……よくできています。(300円位のガチャガチャで、ゲット!!)
ヤツデの葉っぱではなく、我が家の冷蔵庫に張り付いています。
庭のアマガエルを横目で見ながら、食事をしたのはすでに50年以上前のこと。
でも、子供のころの思い出は、終生残ります。
田んぼでのカエルの思い出は、お二人のお子さんの心に残るのではないか?と思いますよ!
お便り、ありがとうございました。
                   以上です。
文章:鉄鋼マンさん
(文章調整は小池の責任でさせていただいています)
写真:鉄鋼マンさん
ブログ調整:小池常雄

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