黒部で見かけた生き物たち
これは、中部山岳地帯黒部あたりの写真。いつも活動を支援してくださる高見顧問からいただいた、出張で宿泊先の宿から写した景色だそう。
8月の末、1週間ほど泊りがけで調査のお仕事で行かれたとのこと。
その出張先の黒部で見かけた生き物などの紹介です。
これは、サンショウウオ。
そもそも、見つけたトンネル内は生息場所ではないはずで、入り口から迷い込んだものらしく…。
早速保護して、入り口近くの水場にリリースして救出完了、
これはサルの母子。
黒部もこの夏は暑く、水に手を付けて冷やしたり、子サルが水に口を付けて飲む姿がかわいく…。
さすがに人間の子供はこんな水の飲み方はしない!!
これは、カマドウマ。
ガを押さえ込んで食べている??
コウモリの動画も送ってくれたけれど、割愛。これは、隧道(ずいどう:トンネルの事)内に付けられた照明(もう何十年もつけっ放し!)の下に芽生えたコケ・シダなど。
コケの胞子は、空気の中を漂ってくるから、いくらトンネルが地下深くに有っても、条件さえよければ、時間をかけてゆっくり成長。
高温隧道と言って、地下なのに摂氏47度もある区間を毎日通過して、調査地点に行かねばならないのだそうで、その区間470m。
徒歩での通過に7分ほどを要し、湿度も高いのでサウナのようとか、、、。
これは、トンネルの壁面に晶出(しょうしゅつ:液体から結晶が分かれて生成すること)している、鉱物の結晶体。
地上ではなかなか見られない光景。
岩盤から染み出た成分が、急に冷やされて結晶化しているということか?
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