多摩森林科学園訪問記
夏休みJR高尾駅から徒歩10分ほどのところにある「国立研究開発法人 森林総合研究所:多摩森林科学園」に行きました。以前から行ってみたかったのですが、なかなかチャンスがなく。
園内では午前・午後とも、専門性の高い研究員の方によるガイドウォークに参加。
この日は、この夏にしては珍しく空気が乾き、とても快適な日でした。
午前2時間、午後も2時間半近く緩やかな丘陵を歩いたのでいささか、疲れましたが…。
JR高尾駅から徒歩で坂を10分ほど登ると、科学園があります。
園内には、自生・移植など様々な来歴の樹木がたくさんあり、子供たちにもわかりやすい解説の看板などがたくさん設置してあり、理解しやすい工夫がされていました。
特に、カエデとサクラの仲間が多種多様にあったことが印象に残ります。
これは、カエデの仲間の翼果(よくか:羽根のついた種)。
葉っぱを逆光で写すとキレイ。
これは、ヘラノキ。種とハナに相当する部分がとても独特な形。第2樹木園を見通したところ。
中国原産のメタセコイアの群生。
ここは、ムササビが生息していることで有名。
園内あちこちに巣箱がかけてあり。
木の下の青いトタン板は、テンやヘビに巣箱の子供が襲われないようにする工夫だそう。
活動で作っているシジュウカラ用の巣箱に比べれば、巣箱自体も巣穴もずいぶん大型。
巣箱には中を観察するためのカメラが取り付けられ、そのコードが出ています。
これはネコノチチの実。
次第に色が変わり、黄色から赤、最後は黒に…。
これはタマゴタケ。
あっという間に大きくなり、短い時間で割けてしまう。
毒々しい色だけれど、れっきとした食用。
最初に食べた人はさぞかし勇気があったに違いなく。
中央部の虫が潜むところだけ、色が白く、ここに隠れているらしく。
斑入りのツバキ。見たこ都の無い、斑入りのパターン。
イヌビワの実、おいしそうなのに、食べられず。
これは、山椒(サンショウ)の実。佃煮に入っているものも…。
オニグルミの実。
アサギマダラの食草キジョランがツル性であることも、こんな実がなることも知りませんでした。
ガイドツアーはこんな感じ。
この日見つけた、生き物は、別のブログでご紹介します。
文章:小池常雄
写真: 同
ブログ編集:同
0 件のコメント:
コメントを投稿