「校庭の巣箱を確認しよう!」を実施。
1月19日土曜日10時半から第6回特別活動を実施しました。
午後からの視聴覚室での活動の準備作業を中断し、集合場所の正門に行くと、例年より多い参加者が待っていてくれました。
例年通り、校舎の西側の屋外階段につけたものから、順番に時計回りに見て回ります。
はしごの下に、Kさんにいてもらい、番号の写真とともに屋根を開けて確認。
でも、今年は何かおかしい?
階段のところは、毎年営巣のあとが見つかるのに、無い!次の物も無い!
ようやく、営巣跡があったのは、正門横のひし形の物。
ここは設置以降、毎年の営巣跡があり。
更に校舎の北側の物を次々に確認していくけれど、無い!無いどころか、白アリの営巣?跡があるものが2つほどあり、もうボロボロになっていて…。
考えてみると、昨年から今年にかけて、校舎の北側道路は整備工事があり、立派に育っていたサクラが傷んだので切られ、新しい若木に植え替えられるなどの工事があり、環境が大きく変わっています。
はてさてこれが原因かはわからないのですが、いずれにしても、校舎の北側はほとんど営巣跡がなく。
また、昨年秋に襲った台風のせいか、2か所ほどの巣箱は、取付に使った麻ひもだけが残されていて…。
ひし形巣箱には、もう一つ営巣跡があり・・・。
もう一つ、営巣跡があったのは、片流れ型。
こちらは、厚さ7センチほど、びっしりとコケが運び込んだ跡があり、立派な産座(卵を産んで、親鳥が温める丸い凹型のへこみ)が作られていました。
いつもは、番号写真とともにメモを付けるのだけれど、今回は、女の子がキレイに記録を付けてくれて…。実は⑬に相当するものもあったのですが、ヒモだけになっていたものが一番最後にあり・・・。
13個の内、3個に営巣跡。いずれもシジュウカラの物。
今年は例年あるスズメの営巣跡が1つもなく。
ほとんどすべてに営巣跡がある年もあるので、今年は圧倒的に数は少なく。
また2つの巣箱は行方不明(昨年秋の台風の影響かな?)
回収した巣箱で、そのまま再取り付けが困難なものは、視聴覚室に持ち帰り、ひもを取り換え、修理をし、午後の活動の後に再取り付けをしたものもあります。
まあ、野生の生き物の行動ですので、年によって大きな差があります。
参加してくださった、たくさんのみなさん、ありがとうございました。
参加者は、未就学:7名、1年:2名、2年:7名、4年:2名(小学生の合計:11名)、高校生:1名。未成年の合計:19名。
保護者11名。
代表・顧問・取材(小池、樋村、田村、井上、岡本):5名。大人の合計:16名。
総参加者数:35名。
文章:小池常雄
写真:岡本さん、小池
ブログ編集:小池常雄
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