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楽しみながら身につけてほしいこと
7月28日(土)に予定され、 つくし野に住む子ども達にとって夏休み最初のビッグイベントとな るつくし野ビオトーププロジェクト13年目の「 カブトムシ相撲大会 つくし野場所」(昨年から、 創設者の田村健治先生記念と冠が付いた)は、台風12号の影響を 考慮した主催者によって、翌日への延期がブログで発表された。
この台風は東京付近を28日深夜から29日にかけて通過したので 、夜が明ける頃には台風一過。
29日は日中の気温上昇を心配した くなるような空模様となった。
毎年、 つくし野場所は町田市立つくし野小学校を会場に熱戦が繰り広げら れてきたが、今年は小学校で空調工事が行われることとなり、 決戦の舞台をつくし野天使幼稚園のホールに移すこととなった。
13時の開始時間を目指して参戦する子ども達は、 この日のために昨年の場所後から1年間世話を続け、 立派な成虫の入る虫かごを両の手で落とさないように抱えている。
見渡す中には優勝経験者もいれば、 今年こその決意を持って参戦する顔もあり、さまざま。
29日は日中の気温上昇を心配した
毎年、
13時の開始時間を目指して参戦する子ども達は、
受付が一通り終わったところで小池常雄プロジェクトリーダー( 環境カウンセラー)から、 この日の闘いについてルールが説明された。
つくし野場所は縦に半割りしたクヌギの中枝の中央に蜜場となる穴 を開け特製蜜を入れておく。
相対するカブトムシは、 相手を投げ飛ばすか蜜場を占有(ホールド)すれば勝ち。
また、 落ちたり、飛んだりしても負けとなる。
いわゆるノックアウト方式で進められ、今年は準決勝・決勝・ 3位決定戦は3本勝負で行われた(他は1本勝負)。
相対するカブトムシは、
また、
いざ、決戦! といいたいが、 今年は空調の効いた戦場にカブトムシが落ち着いてしまったのか( さらに昼間でもあり眠かったのか)、 ガツガツと音を立ててぶつかりあい、 相手を投げ飛ばす取組は見られない。
蜜場を巡る争いが多かったが、 ホールド後のカウントを全員で口にして盛り上がるなど、 遊びの天才は、楽しみ方もすぐに自分のものにする。
気になる勝負は、優勝経験者の初戦敗退、 主催者から借りたカブトムシの連勝など、 例年通りまるで読めない展開。
そんな混戦を勝ち抜いた6年生のカブトムシは、 他の成虫からおよそ一回り以上小さな身体でいち早く蜜場をホール ド、栄冠に輝いた。
表彰式の前、小池リーダーは、 次の場所に向けて自分でカブトムシを育ててみることを呼びかける 。
そこには、やり直しの効かない命、 1つだけの命の大切さを知ってもらいたいという思いが込められて いる。
プロジェクトも8月は夏休み。 次の定例活動は9月に予定されている。
表彰式の前、小池リーダーは、
そこには、やり直しの効かない命、
プロジェクトも8月は夏休み。
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引用元:スクール・ニュース(№.358)
写真・文章:岡本さん(月刊誌「スクールアメニティ」)
ブルグ編集:小池常雄
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