次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/08/26

話題:最近、見かけた昆虫たち。

この夏、
こんな昆虫たちを見かけました。
これは、なんという昆虫か、わかりますか?
仕事で出かけた千葉県は房総半島の中央部:君津の外灯の下で死んでいたもの。
タマムシと言います。私も久々に手にしました。
写真になるとその角度だけの色で表現されるのですが、肉眼で見ると両目でそれぞれ見える色が違うせいもあり、なんとも不思議な色に感じます。
今、乾燥して保存中です。
この色は、構造色と言って、羽根の色ではなく羽根そのものの表面の構造によって見える色。
だから死んでしまったタマムシでも色は変わらず。
皆さんには、活動の中で実態顕微鏡で見てもらえるようにしますね、、、。なかなか町田では見られない生き物になってしまった昆虫です。

 既に見つけたときは、死んでいたので、縮じませていますが…。
いつも言いますが、これはオモチャ(人工物)ではないので、拡大して撮影してもどこまでも、手抜きはなく…。
彼らの体の構造色は変わりません。
これは、ほぼ同じ場所で見つけた言うまでもなくカブトムシのオス。
既に死んでしまっていますが、なんとも立派な大きさ。
でもよく見ると、カブトの一部に穴があいているでしょう?これはエサ場を巡って格闘した後。格闘痕とも呼ぶべきもの…。
私たちのカブトムシ相撲のルールは、こういうカブトムシ本来の生態をベースに決めたものです。
 

これは、ビオトープ専用畑で見つけたクロアゲハ。
既に飛べず、地面の上で羽根をばたばたしていました。
よく見ると羽根が半分無い。
犯人は、カラスか、ヒヨドリか、オナガか?
鳥に襲われて半分羽を食いちぎられ、命からがら逃げてきたのではないか?と思われます。
もう、空を飛ぶことはできず、蜜が吸えなければ、そう長くは生きられません。
これも、厳しい生き物の世界のおきて。
 
これは、イチモンジセセリかな?
ガの仲間。
中村さんの畑のニガウリの黄色い花の蜜を吸いに来ていたらしく。
カメラを顕微鏡モードにして近づけても逃げないところを見ると、はやり暑さでへばっていたのかも??
これは、中村さんが育てておられるニガウリとその花、さらにその花の拡大。 
皆さんの協力でいろいろな作物を育てている専用畑は、夏真っ盛りのこの時期、完全無農薬栽培。
(今年は、ウリ科の植物のウィルス性の病気:ウドンコ病もあまり発生していないので、この病気への薬も使っていません。)
畑の周りの雑草を除草剤で枯らすこともしていません。
それで、畑はいろいろな昆虫でいっぱい。
良かったら見に来てくださいな!!
≪おまけ:大人の昆虫採集:その1≫
これは、出張先で見つけたもの。
徳島の駅前の百貨店の屋上に生息。
暑すぎて子供たちの姿はなく。

よく見ると、ツノは修理された跡があり、
「ここには乗らないでください!」と書かれていました。
乗りたくなる井気持ちはわかる!!!
≪おまけ:大人の昆虫採集:その2≫
これは、渋谷の蕎麦屋さんで見つけたもの。
時間は、夜だから、本来の活動時間??
香りは意外にも柑橘系。
本物のカブトムシは、独特のにおいがあるけれど…。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集: 同

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