次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2020/07/05

キーちゃんはどこへ?

テレワークと身近ないきもの
テレワーク中の鉄鋼マンさんから、お便りと写真をいただきました。


「7月1日は、テレワークで家におりました。
終日、リモートで会議していたところ、小学校から帰宅した娘に
『キーちゃんはどこに行ったの?』詰め寄られました。
『キーちゃんって誰?』と聞くと
キアゲハのキーちゃん』なのだそうです。

今朝ほど起きた時、山椒の葉っぱの上にいたはずのキアゲハの幼虫は見当たらないなあ。
でも前日は、キアゲハの幼虫は雨の中、元気にもりもり食ってるなーと言う感じでした。
ところが、改めて見てみると、
ナミアゲハはいるけどキアゲハは大量のウンチを残して忽然と姿を消しておりました・・・。

実は、娘は、羽化したら学校に持って行って皆に自慢したいから、逃げられないように水槽に入れて置いてくれと主張しておりました。
鳥に食われてもなあ、という思いもあり、早めに水槽に入れて保護しようかとも思っていたのですが、ちょっと遅かったでしょうか?

『きっとどっかで蛹になってるんだよ。上手く羽化できると良いね~』

などと能天気なことを言い繕いつつ、思いは乱れます。
何とか蛹になってくれていると良いなあとの願いも込めて、
言霊(ことだま:言葉の持つ力のようなもの(小池注))
信じて口に出して見ましたが・・・。

アゲハの方は上手く成虫まで育って欲しいものです。

夕方には、子供たちがお世話になった天使幼稚園に里子のカブトムシ6匹を引き取っていただきました。
『ある日突然成虫になって出てくる様子をみせたい』

との園長先生のご希望もあり、私も蛹の内に持って行きたかったのですが、
先週は殆ど毎日出社で、時間が取れませんでした。
蛹のまま持っていくことができて一安心です。
突然出て来た成虫を発見するドキドキを是非、味わってもらいたいと思います。

さて
7月2日は、またもテレワークで家におりましたので、時間の空いたところで、
キアゲハのキーちゃんが蛹になっていないか探しました。

残念ながら、蛹は見つかりませんでしたが、その代わり、大変なものを見つけてしまいました。

リビングのアルミサッシのところに、アシナガバチが巣を作っていました。
幸いまだ親バチが一匹だけでしたので、子供たちが帰ってくるのを待って(一緒に)撤去しました。
撤去した巣を家の中に持ち帰って子供達と観察しました。

・この巣は何(の材料)でできているんだろう?
・親バチが1匹しかいないのになんで子供が生まれているんだろう?
・蓋がされているところには何がいるのだろう?
 (実は、まだ蛹にはなっておらず、幼虫でした)

等、様々な疑問が出てきました。

幼い命を奪ってしまうことになるのは申し訳ないのだけれど、うちの子供たちが刺されても困るので、撤去させてもらいました。

子供の頃、おばあちゃんに『蜂に刺されたら渋柿の汁を付けると良いんだよ』と教えてもらったことや、本で、『蜂に刺されたらおしっこ(アンモニア)をかけると良い』と読んだものの、さすがにおしっこはかけられなかったこと、等を思い出しました。

田舎者の私は、必ず毎年色んな蜂の巣(スズメバチも含む)を見つけ、蜂の巣を攻撃しては刺されたりしていましたが、うちの子供たちが蜂の巣を見たのは初めてではないかと思います。

家でテレワークしていると、様々な鳥の鳴き声も聞こえてきます。
あまり聞いたことの無い声を聞くこともあり、どんな鳥なんだろうと思いを巡らせております。

そんなことも含め、子供たちが豊かな自然に恵まれて成長することができていることに感謝しないといけないな、と改めて思っております。」

鉄鋼マンさんお便り感謝です。
(小池常雄の責任で、2通のメールをまとめ、文章調整をしてあります。)
実は我が家の外装材は、天然素材の無塗装の杉板。(建築的には「杉板下見張り」)
それゆえアシナガバチにとっては、家ごと巣の材料に見えるらしく…。
毎年大きな巣を作る事が多いのです。
アシナガバチは、肉食。
つまり、イモムシなどが食料なので、庭木についたイモムシなどを食べてくれるのですが、さすがに大きくなりすぎると家族に危険が及ぶので、除去せざるを得ないところがつらいところ。
大きな巣なら、除去した後、コロコロした幼虫を煎り煮にすればおいしいのですが…。
以上です。
文章:鉄鋼マンさん
写真:鉄鋼マンさん
ブログ編集:小池常雄

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