次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2020/12/10

青い閃光:カワセミ (その3)

  カワセミ (翡翠)   
 ガビチョウ(画眉鳥)、キセキレイ(黄鶺鴒)、 
   ヤマガラ(山雀)   
カワセミをよく見かける新治市民の森で、長い焦点距離のレンズを構えていると…。
水面近くの枝から、水中の魚の動きを察知して、一気にダイブ。
水中で魚を探し、捉え、水中から空中に飛びだして枝に戻る。    
 (注)今から50年:半世紀前の1970年代、私が中学生14-5歳の頃。
   TVで放送された「謎の円盤UFO」というSF連続番組があったのだけれど…。
        宇宙から侵略してくるUFOを、防衛網として海の中で待機していて迎え撃つのは、
   潜水艦と戦闘機の複合機「スカイダイバー」
  (今になって考えてみればまさにそのままの名前!)。
   いつもは海中で待機しているのに、大気圏内に入ってきた空中の敵に対して
   潜水艦の艦首に搭載している 戦闘機スカイ1(スカイワン)を分離して発射。 
   水中から空中に、発進させて攻撃する。
   つまり、水中から空中に飛び出して飛行する戦闘機!
   カワセミが水中で魚を捕まえて、空中に飛び出すさまは、
   このSFの「スカイ1」にそっくり!!
   要するに何を言いたいかというと、カッコイイ!(笑)    
[ネットで見つけた《スカイ1》 色のイメージは違うけれど。]
ちなみ有名な新幹線で最速500系の先頭部は、
生物などの形や機能を工業デザインや製品などに応用する
「バイオミミクリー(生物模倣)」という考え方で
カワセミの頭部の形を参考にデザインされている
…といわれていてよく、本に出てくる。
色もだけれど、鼻先の形似てる??
[ネットで見つけた新幹線500系の先頭]
無風に近かったので、飛び上がった後の水面にそのまま青い影が映り…。
水中で魚を捕まえ、水中から空中に飛び上がる。
この時は、くちばしに魚をくわえているから、成功!!
そうこうしているうちに、「カワセミ」の隣にとまったのは「ガビチョウ」
漢字では、「画眉鳥」と書き…。
確かに中国の京劇のメークのような目元の白い模様(アイライン?)。
そもそも中国原産で、声が良い鳥とかわいがられ、飼われていたので、日本に大量に輸入。
日本では声が大きすぎたのか?好まれず。
売れなくて、逃げ出したり、業者から放鳥されてしまい…。
それが外来種として日本の里山に定着。
いまや、侵略的外来種ワースト100にランキング!!
エサを地上で歩きながら探す種類の在来の鳥と競合して、
在来種を駆逐してしまう恐れがあるそうで…。
最初は少し離れて、「フン!」と反対方向を見ていたのが…。
ガビチョウのほうが、なんかちょっと気になって…。
カワセミは、「我関せず」。
こちらは、「ヤマガラ」。 人懐こい鳥。
この鳥は、「キセキレイ」か?
私が写真を写しているのは、こんな環境。
右側の通路にカメラを構え、対岸の遠い枝の下あたりのカワセミを狙う。
つくし野の自宅から、車でわずか15分ほどの場所で、こんないろいろなドラマがある。
文書:小池常雄
写真:   同
撮影地:新治市民の森
撮影日:20201004、20201031

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