次の活動実施予告・実施済の報告


〇第6回定例活動は「畑のお世話~秋野菜の苗などを植えよう!」は9月15日日午後51名の参加を得て完了しています。
◎第7回定例は10月12日土の予定ですが、確定後告知します。
◇第5回特別活動は。実施日・実施内容ともに未定です。

2024/08/16

「マダイ」を一匹(末尾に「泳ぐ切り身」を追記)

  いのちを頂く…ということ  
我々が食べるものほぼすべてが命・いきもの…という話を活動の中で良くするけれど…。
スーパーで売っている肉も魚も、きれいに前処理された物ばかり。
元の姿を想像できるものはとても少ない。
最近は野菜まで、前処理化が進みカット+パック野菜がどんどん増えている。
肉は仕方ないけれど、魚も元の姿のまま売られているのは、イワシやアジくらい?

今回、「家族に自分でさばいた刺身を食べさせたい…」という中2のR君の願いを受け入れ、コロナの前に彼に指南したけれど、忘れちゃった魚のさばき方講座を再演することに…。
わが家での作業には妹のM嬢が支援で加わり、2人で参入。
8月15日朝、お盆で混雑するつきみ野のK魚類でマダイ(1.4㎏)をゲット。(税込2000円かな?)
まずはウロコを取らねば…だけれど、専用の器具は無いので、出刃包丁の根元で…
次は頭を落とすのだけれど、大きいので中学生にはなかなか大変。
ウロコもとても大きく、あちこちに飛散。
頭・カブトは半割にして、アラ煮に…
頭を落としてから、腹を裂いて内臓を取り出し…
三枚おろしにするのだけれど、最初の半身はわたしがお手本を…
もう半身は、R君が奮闘。
半割したカブトやその他のアラ煮にする部分をまずは丁寧に水洗い。
片手鍋に沸かしておいたお湯に投入。
表面のヌルヌルや内臓を固め、取り除きやすくなる。
再度水にさらして丁寧に洗う。
これは背骨の部分。
R君の大名下しで、身がたくさんついている💛
でも無駄なく、アラ煮で頂くことに…
アラ煮には、カブト・背骨だけでなく、腹身や皮も余すことなく投入…
私の味付けは、醤油、日本酒、みりん、三温糖、ショウガ。
魚の煮つけのコツはともかく、加熱しすぎないこと…
半身から中骨をある部分を除去。
4本のサクができたけれど、1本だけ皮を引き、残りは皮目の油を楽しめる湯引きにすることに…
なかなか初心者には難しい、皮引きがR君はうまく、びっくり。
皮と皮に近い部分をまとめておいしく食べられる湯引きはこんな感じ。
網に載せて皮側だけに熱湯をちょろちょろかけ、すぐに氷水で締める。
本来順番が違うけれど、湯引きした後、残っていた小骨を除去。
ペーパータオルでくるみ、氷に載せてご自宅にお持ち帰り…
ここまでが私の支援。

その後のS家でR君の手による盛り付けはこんな感じ。
まずは皮を引いたものの盛り付け。
湯引きしたもの
これはきれっぱしを叩いたもの。
市販のお茶漬けの素に切れっぱしを載せ、熱湯を注いで半生にして食べるタイ茶漬けもお勧めしたけれど、トライできたかな?
これは頭や中骨などを煮付けたアラ煮。
どれもおいしかった…とのメッセージあり。
お盆でも仕事の父上と、家族を楽しませたい…というR君の願いは、かなったろうか?

これだけの鮮度のいい大型のタイを入手すること自体、そもそも大変。
また、体長45センチほどなので、家庭用のまな板には乗り切らず、ウロコ取りや三枚おろしだけでも大変。
R君は中2で、運動部で鍛えているけれど、頭(かしら)を落とすのは私がつい手を出してしまった…
出刃包丁の扱いは、それなりの慣れがいる。
マダイ1匹無駄にする部分なく家族全員で食べることで、
タイの命を頂いていることを実感できたのなら、
夏休みの1日の経験としては良かったのでは?
次は、鮮度のいいいアジの刺身かな?

〈おまけ:「切り身が泳ぐ」〉
ちなみに、「切り身が泳ぐ」で検索すると、色々出てきます。
これはYouCubeの物
これはさがみはらの水族館で、ロボットの切り身をつくって泳がせて子供たちに見せて反応を見る社会実験をしたときの物。
これはサンリオのキャラクターきりみちゃん
文章:小池
写真:R君、M嬢、小池
撮影日:20240815
撮影場所:小池自宅台所・S家食卓
出典:YouCubeなど
編集:小池

1 件のコメント:

安井 さんのコメント...

中学生で鯛をおろそうなんて、素敵ですね。魚を下ろす趣味を持てたのは30歳位だったような。鯛の鱗問題は大きなビニール袋の中で処理するとお掃除が楽ですね。