「プールのヤゴ救出大作戦」
準備は10時過ぎから一人で…
多目的室の掲示物などはこんな感じ。
小川小用に今年新しく足したものも加えて構成。Fさんが支援に来て下さったので、準備して置いたアカムシを小分けにする作業を実施。
10gで220円、100g購入したので、2,200円也。
高級牛肉並み。
その他の配布物と一緒にセット。
実体顕微鏡2台で、ヤゴを見られるようにセット。
各班に託した集計用ボード。
今年は集計表に見分け用資料を準備。
室内の準備を終え、プールを確認に行くと、ここに住み着いているらしいカルガモが迷惑そうな視線を投げてよこす。
事前のお話しは20分ほどかけて、ヤゴの語源、おさむらいがトンボ好きなわけ、虫刺され避けのオニヤンマのフィギア…と続き、ヤゴの見分け方、ヤゴの飼い方の注意点などをお話し。
小川小用に今期作成した集計表を再活用して、資材を配布。
途中で給水タイムを設け、塩キャンディも個別に配布。
水泳する時のプールとは違うから、水に口を付けちゃダメ!!!繰り返し注意したもののこんな子が続出。
このトンボは、うまく羽化できたらしい…
わざわざ来て下さったK副校長が、水道の栓を開いてくださり、シャワーや水道が使えることに…
部屋に戻って、
4班の集計結果を再集計
今年は例年よりやや少なく、ヤゴ2種の合計が2,670匹!
まとめのお話しをした後に、お約束の飼育用の資材を配布。
これが配布したもののリスト。この日の参加者は、
未就学:8名
小学1年:8名、2年:5名、3年:6名、4年:3名、5年:7名、6年:2名
小学生の合計:31名
中学生:1名
保護者:31名
支援者・主催者(Sさん、Oさん、Fさん、K副校長、小池):5名
成人の合計:36名
参加者の総合計:76名
〈おまけ:その後のヤゴたち〉
半分のヤゴは、小学校隅の池に放流。
残りは、私の自宅に連れて行き、マイクロビオトープの大中小の鉢に放流。バケツに小枝を差しておくと、すぐにヤゴたちが集まってきてこんな感じに…
マイクロビオトープは、今期、小さいものの数を増やして分散させて…
残りは、ペットボトルを切ったものに、分散して放流。
小枝や水草も付加。
落ち着いたのちに観察しやすいように、台所のシンクの前に移動。
何匹か、羽化してくれるといいのだけれど…
〈おまけ:こんなお酒が…〉
友人夫妻が私にプレゼントしてくださった、近あラベルが付いたにごり酒と発泡日本酒。
海老名の酒造メーカーが、ヤゴがいる水田で栽培されたお米で醸造したもの。
ヤゴが住める…と言うことは、環境的に豊かである水田ということ。
文章:小池常雄
写真:Oさん、Fさん、小池
撮影場所:つくし野小学校多目的室、プール
編集:小池
≪追記:下記のコメントへ≫
全国あちこちで実施されているようですが、町田市内では私が支援している小川小・つくし野小以外で金井小学校で実施されているようです。
インターネットで「町田市立小学校/ヤゴ救出」で検索するといくつか出てきます。
当活動が10年前にMXTVの取材を受け、ニュースで紹介された記録も出てきます。
1 件のコメント:
暑さを忘れる楽しいイベントでした。ヤゴが成長してトンボになれる割合を聞くと、生命は貴重だと改めて気が付きました。こんなに良い行事は、町田市の全小学校で取り上ていないの ?
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