次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名でした。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加でした。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名の参加でした。 全て無事終了しています。
〇2025年度の第5回定例活動は、7月26日 (土)13:30~予告通り実施しました。第5回特別活動は、実施日未定です。

2025/08/11

みんなの夏休み①:EXPO2025 大阪・関西万博(末尾に加筆)

大阪・関西万博への遠征
夏休みを利用して、各地に遠征しているご家族も多く、私に写真などお送りいただいた中からいくつかをご紹介します。
まずは、大阪・関西万博に遠征したY家。
Y家のCYママさん曰く
「私は とにかく 大屋根リングに圧倒されました。

日陰になるし、見渡せるし
上に登っても良し、下から、仰いでもよし。
万博に行くのは初めてでしたが、この大屋根リングは、素晴らしい!!
とずっと思い出すと思います」

フランス館のオリーブの木 が神々しく感じました」
「竹中工務店が、木造ビルの紹介をしていて、それもとても良かったです
釘を使わない継ぎ方の実物展示がパズルみたいで、大人も子供も頭を抱えてました

事前の段階では賛否がいろいろ賑やかだったけれど、出来てからオープンしてからの評判はいいよね…
一部を保存活用するとの事だけれど、大断面集成材として、うまく再利用されることを建築を専門とする私の立場では願っています。

[加筆]
大屋根リングを構成する材の大きさがつたわりにくいのでは?とのCYさんからこの写真とコメントを提供いただきました。
こちらの写真 1本の柱の太さがわかるかと…
合板だから、この太さが何千本も用意できたんでしょう。
花火の時はきっと一万人を超える人が大屋根に登っていたと思いますが特に人数制限もなく登れたのは、この太さの柱があったからできたんだと思います

[注]建築屋として小池のコメント
この柱は合板とは呼ばず、大断面集成材と呼ばれ、欧州などで発達し、最近は日本国内でもたくさんの活用例が出ている構造材。
日本の昔の大きな寺社建築などは建設用材として大木の確保から始まったけれど、そんな材がそもそもなかった欧州などの地域で、細くて節もある材を大きな材として有効に活用するために開発された構造材。
合板が面材として薄く削いだ木材を中心材を芯に直行方向に張り合わせたものに対して、これは棒状の線材の繊維方向にそろえて貼り合わせたもの。
元々の材の欠点を補い、1.5倍ほどの強度になるという。
下の写真を見ても14本くらいの材が修正させてあるのがわかる。
一部を保存活用するとの報道があるけれど、この状態を見ると、少なくも1年を維持できるだけ処理・ディテールに見え、風雨に長く晒される前提ではないようにも見える。
長い時間を持たせるには、表面処理やディテールの付加が必須な用にも思える。
文章:小池常雄
写真:CYさん
撮影場所:大阪・関西万博会場
撮影日:202508上旬
編集:小池常雄

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