次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/10/21

話題:新治市民の森:秋の始まり

  「新治市民の森」で秋を探しました。
(カメとカミキリの攻防)
[雨の晴れ間に甲羅を干すカメたちの指定席]
9月23日日曜日、横浜市の北部にある市民の森を尋ねました。
この日は曇りがちながら、雨の多かった9月にしてはまずまずの気候。温度も上がった日となりました。
今年は、8月の高温の後、9月は雨の日が多く。
そのため、森の中の各所に、キノコがたくさん生えていて…。
中でも、この白いキノコ。円を描いているように見えませんか?
同心円のはず…と思って探すと…やっぱりあって、見つけやすい。
これは、「フェアリー・サークル」と言って訳せば「妖精の輪」!
日本語名の「菌輪」より、ずいぶんとロマンチック!!!
どうしてできるかは、諸説(2説)あります。(笑)
【ウイキペディア」菌輪(きんりん):
キノコが地面に環状(あるいはその断片としての弧状)をなして発生する現象、あるいはその輪自体のことである。菌環(きんかん)とも呼ばれる。
英語では "fairy ring"、"fairy circle"、"elf circle"、"pixie ring" など「妖精の輪」と表現される】
 
[キレイな円は書けなかったけれど、確かに円環:中央には何もなく]
[フェアリーサークルの1つはこれ…。]
歩きながら見かけたキノコたち。名前分からず…。
どんなに地味な花でも、少なくも拡大すると、驚くほどキレイ。
虫たちには、十分な大きさ。
人間にとっての大きさではなく、昆虫にとっては十分な大きさということ。

[アザミ]
[ハギ]
[シロヨメナ?]

[ツリフネソウ?]
[ゴンズイかな?少し色が褪せている。材としては用をなさない。]
さて、以下は、連続写真。(望遠レンズではなかったので、拡大トリミングしています)
命をめぐるドラマ…でもあり。
冒頭写真のカメのいる池を眺めていると、池の上に張り出した枝から何かが池にポチャリ。
よく見るとカマキリ。
もがいていると池に波がたち…
それに気が付いたカメが、お腹がすいていたと見え、近づいてきて…
食べられるものとわかると頭を上げ…
パクリ!
もぐもぐ…。
カマキリも食べられたくないから、カマで必死に抵抗。
カメさん曰く…「ウうううっ…そこは、痛い!!」(代弁)
遠目で詳細は見えなかったけれど、どうやら池に落ちたばかりでカマキリはまだ元気。
カメにカマで抵抗したらしく…。
思わぬ抵抗にあったカメは、食欲以上に痛かったようで、、、。
いててて・・・と、口から吐きだし、慌てて水に潜り…。
水面には、吐き出されたカミキリが残され、風に流されていき…。
カメの教訓…「生きているカマキリを食べる時は、相手が弱ってから…!」
(人間には教訓にならず。笑)
トンボも2種。
本当は池の上をパトロールするヤンマのオスもいたのだけれど、写真にできず残念。
アリジゴクは、木の根元の雨の当たらない場所で、小昆虫を待つ。
もう、セミの声はしないけれど、抜け殻だけは…。
[終齢となった幼虫は、羽化するに適した場所をこの目で探して移動するのだろうか?今はうつろ。]
秋の気配は少しずつ。
[ガマズミの実:少しピンボケ]
今年はとても雨が多かった9月。
雨が降らなかった貴重な休日の写真です。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同

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