食べたのは?
そろそろ収穫をしなくては…と思っていた畑のカボチャ。よく見かける丸い形のカボチャではなく、細長い種類なのだけれど、9月中旬に畑に行くとこんな感じ。
食べたのは、カラス??いやいや鋭いノミのような歯跡があり、中まで潜って食べているところから、犯人はネズミ。
例年、サツマイモは被害にあうのだけれど、今年はネズミにはこの細長いカボチャが人気と見えて…。
畑全体は、こんな感じ。
よく見ると、あちこちにノミの跡のような、鋭い歯の跡が…!
でもよく見ると、私たちが食べる実の部分は齧っただけ。
大穴を開けた後、どうやら食べているのは中にある種だけのよう。
奥まですっかり食べられているところをみると、体を中に入れて食べている気配。
中を覗くとこんな奥まですっかりきれいになっていて…。
彼らが種をたべるのは、実より種のほうが油脂分が多く、栄養があるから…。
ヒトも中国のお菓子など、カボチャの種を炒ったものがある。
美味しいけれど、一つ一つ割って中身を取り出して食べるのはなかなかめんどう…。
でも、食べ過ぎなくていいけれど…。
もうほんの少しでも早く、収穫しておけば食べられなかったのに…と反省。
こちらは見慣れた丸い種類。
こちらから見るといい感じなのだけれど…。
反対側を見ると…
齧った後をよく見ると、ノミで削ったような鋭い歯跡。中はすっかりきれいに食べ尽くされている!!
ネズミも生き物。 お腹がすくので食べなくては生きてはいけない。
カラスもそうだけれど、ちょうど作物が熟したころを見計らって、私たちが収穫する寸前に食べる。
農業は、天候や自然に逆らえない、何の保証もされない作業だけれど、自分で丹精した作物がちょうど収穫期にこういうことになると、さすがに凹む。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影日:9月中旬から下旬
ブログ編集:小池
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