次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2020/02/14

雑誌記者:岡本さんより投稿「2020年最大の衝撃が早くも!!」

おまけの観察日記
いつも、活動を取材に来てくださっている雑誌社の岡本さんから、投稿いただきました。


2016年1月の活動でビオトーププロジェクト顧問の樋村 淳さんから譲っていただいた巣箱を自宅の庭に取り付け早3年。
一向に、何も、全く、とんと、反応がありません。
それでも少しずつ場所を変えながら、昨年は小学校校門前の「敵の敵は味方」理論
(注:シジュウカラはカラスが怖い→カラスはヒトが怖い→シジュウカラはヒトをカラス除けに利用する。シジュウカラの敵のカラスの敵はヒト。つまり敵の敵は味方)
に従って玄関前に設置しました。

そして1年が経過しましたが、この間も気配は全く感じられません。
そんな2月9日、「とりあえず清掃だけは」と巣箱を開けると、何と巣の跡が。

 この数年は自宅周辺でスズメもシジュウカラも目にすることがありません。
芝の増上寺に近い勤務先の会社の周りの方がよくみるくらいなので、全く予期していませんでした。
 久しぶりに開いた口が塞がらず、このときの顔を撮れていれば今年一番面白い写真になったはずです。
 さっとみて巣の材料以外何も残っていませんから、ここで営巣が行われていたとすれば大成功です。
 ただ、私の仕事は観察です。
 また、いろいろな巣の状態を毎年みせていただいている手前、これで大声を出して喜んではただの人です。
 よーくみると、やはり私のやっていることというか、すんなりいきません。
 巣が薄いんです。
 壊さないように注意しながら賑やかな色の紙を下に差し込んで引き出してみると、写真では詰まってみえますが実際はもっと紙がよく分かるほどスカスカです。

 半球状の産座もなく、これでは卵を産んでも冷えてしまいます。
 玄関と向き合うように設置したため、巣づくりの最中に扉が開き、びっくりしてそのまま放棄してしまったのではと推察。
 残念ではありますが、今年もダメでした。
ただ、使ってもらえそうだという手応えももらいましたので、今年は玄関を背にするように取り付けました。

外からは見上げるようになるのですが、道行く人が気づいてくれるかもしれません。
 一応、自宅に寄生しているので大家(小池注:ご家族、ご両親のこと)にも報告(詳しくは話していません、巣箱の中に巣があったとだけ…)。
 すると「余計なことばかりして…」だった態度が、「(シジュウカラを)見たかった!」と豹変したので、とりあえずゴミ箱扱いからは昇進したと思います。
 以上、ご報告でした。」
岡本さん、投稿ありがとうございました。
残念ながら、巣の基盤となるコケを運び込む途中で営巣を放棄してしまったように見えます。産座を作る前の段階。
かまん!ガマン!!我慢!!!gamann!!!!
やさしい目線で、横目でチラリ…でね。
きっと、この初夏には営巣してくれますよ…。楽しみに…!
文章:岡本さん
写真:  同
ブログ調整:小池常雄

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