次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2020/03/11

活動報告:特別に特別な活動

「ジャガイモの植付と野菜の収穫体験」
をしました。
社会がこれまでに経験したことがない状況にあり、様々な活動中止要請があるなか、いろいろなことに細かく留意しながら、3月7日土曜日午後活動を実施しました。
この日、私は資材などを12時半ころから畑に搬入。
船崎、高見の両顧問の支援が加わって、まずこの日植付けたジャガイモの畝立てと,
種イモを半割にして草木灰を断面につける作業を実施。
畑自体は、前週にSさん家族が手伝ってくださって、たい肥を混入し耕耘してあったので、この日の作業はまずまず楽。
種芋の準備は、本当は1週間ほど前にやり、強い日光にさらしておくとよいのだけれど、なかなかそこまでは準備できず。 当日、船崎顧問が孤軍奮闘。
種芋を購入したホームセンターの売り場は今はこんな感じ。
この時期、様々な品種の種イモや、専用の肥料、草木灰を山のように売っている。
品種が様々にあるのは、生物多様性をも感じさせる…。
高見顧問の方は、ジャガイモを植え付ける畝立て、種芋をセットする穴あけなどを作業。
これは、ソラマメの防鳥、防寒用にかけておいたネットを片付けているところ。
畑の入り口のところには、約束通りに2種類のアルコール系消毒役をセット。
そんな準備をしていると、参加者をお呼びした14時半になり。
三々五々で家族単位で出席者がやってきて…。
なるべく家族が近づき過ぎないように気を付けて、活動内容の説明。
思ったより家族数が多く、近づかないように少し離れてもらうのが大変。
まあ、屋外だし、風もあるから…とも思うけれど…。
ジャガイモが、大体3か月で収穫でき、種芋の20倍の収穫ができる優れた作物であることを説明。
虫の害にあっても、耐えるので、消毒もいらずとても作りやすい作物であることも説明。
最初に来てくれた、6年生のMAちゃんに、ささやかな卒業お祝いを高見顧問からプレゼント。
事前にお母さんに相談し、中学になっても勉強に役立つものを選んでおき…。
そのあと家族単位で、まずはハクサイの収穫、次に茎ブロッコリー、ホウレンソウの間引きを兼ねた収穫、希望者は菜の花の収穫…の順。一部の人はシュンギクの収穫も…。
ハクサイは随分大きくなっていたし、家族単位で直接収穫してもらったので、それはそれで初めての経験だったかも?
家族にひとつづつ、お持ち帰り!
これは、茎ブロッコリーを収穫しているところ。
この時期、収穫しても収穫しても毎週のように次が収穫できる。
逆に収穫しないと、花が咲き、次の芽が出てこない。
だからせっせと収穫することが良い。
種芋を運んでくれる女の子。
高見さんと船崎さんが等間隔に開けてくれた穴に切り口を下に向けて、一つ一つ置き、その上に5センチくらいの土を盛り。
知さな女の子たちが、一生懸命種芋を植え付けてくれている。
きっと6月にはおいしいお芋がたくさんできるよ!!
そもそもこの日収穫したハクサイは大きかったし、それ以外の収穫物も少なくなかったので、完全無農薬のつくし野産の野菜でいっぱいの大きいビニール袋が複数。
お持ち帰りの様子は、なかなかつくし野在住とは見えない姿。笑笑。
貴重な、完全無農薬のつくし野産の野菜でいっぱい。
これは、お試しで今年初めて栽培してみたロマネスコという、カリフラワーの仲間の野菜。
とても面白い姿で、角だらけの様子で面白い形。
こうやって、毎年少しずつ新しい野菜も試してみて、この活動にうまく取り入れられるか?試行錯誤の上、その次に植える作物をえらんで植えることになり。
これは、まだ小さいコマツナが陽に当たり輝いている姿。
ホウレンソウの写真を撮り損ねたけれど、これがまた美しく葉が厚く、輝いており。
生で齧ってみると、すこしもアクがなく、寒さにあたっているので肉厚で…。
こんなにおいしくできるとは…。

この日は、参加者に家族単位でバラバラに来てもらうという、これまでの200回以上の活動で初めての方法だったので、全員が一か所にそろうことはなく、集合者写真を写すことをせず、少し、寂しく。
新型コロナウィルスの蔓延による休校や大規模活動自粛という、これまで経験したことのない社会情勢の中で、様々な点にできる限りの留意をして行った活動となりました。
様々なリスクにもかかわらず、参加してくださったご家族に感謝します。
後日、連絡がついた参加ご家族に、改善すべきであった点があったか?とお聞きしたところ、おおむね良かったのではないか?とのご反応をいただいたことを付記しておきます。
なおこの日は、奇しくもこの活動の創設者:田村健治先生がご存命であれば古希であった日。70歳になっていたはずの日。つくづく早くなくなったのだということです。

参加者は、
未就学:10名、1年生:2名、3年生:3名、5年生:2名、6年生:1名。
小学生の合計:8名。子供の合計:18名
つくし野小以外の所属は、長津田小、小川小。
保護者:12名。参加家族数:11家族。
顧問・代表(船崎、高見、小池):3名
参加者総合計:33名
《おまけ》
この日参加してくださった、Oさんの奥様に、収穫した野菜で作ったお料理の写真をお送りいただきましたので、お許しをいただいてご紹介します。
それにしても、彩りがとてもとてもきれい。
「お天気も良く、いろいろキャンセルの中、少しですが気分転換にありがたかったです。夕食につくし野の恵みをおいしくいただきました。サラダほうれん草は子供たちに大人気で、あっという間に食べ終わりました。ごちそうさまでした。」…とのこと。
写真と感想をお送りいただき、感謝です。
おいしくてよかった!
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同

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