次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2020/03/25

ジャガイモの袋栽培のご紹介

こんな栽培方法もあるのです
ジャガイモの種イモは、3月7日土曜午後の活動で皆で畑に植え付けをしました。
ただこの日は、「特別に特別な活動」にしましたので、バラバラに参加者がくる方法。
ついては、今年初めてお見せするこの「ジャガイモの袋栽培」は皆さんに説明をすることはできず。
例年、サツマイモでは実演して見せていますが、同じ方法でジャガイモでもできるのです。これならご家庭の隅っこでもできますよね…。
ただし、1つだけ大きな違いがあるのです。
用意するのは、種芋と野菜用の袋入りの培養土。
上を切り、袋の上を折り返し、底に水抜きの穴をあけ…。
この先が、サツマイモの方法と違うのだけれど、土を半分くらい取り出し、別の袋に入れて保管。
右側のしろいビニール袋が分けておく土の保管用。牛ふんの空き袋。
用土袋への植付は、畑に植えるのと同じ。
切口を下にして、5㎝ほど土をかけ。
最初は水を与えないのは畑に植え付けたのと同じ.
水タンクの横に、予備の土と一緒に設置。
芽が出たら、水を補給予定。
更に畑への植付でもお話ししたように、新しい芋は種芋の上にできるので、放っておくと地表近くに新芋ができ、緑色になってしまい、植物毒のソラニンが生成し、食べられなくなってしまいます。
それで、畑では周りの土を新芽の横に寄せる土よせをするのですが、袋栽培では、袋の上から土を何回かに分けて足す方法をとるのです。
肥料入りという表示があるけれど、少し途中で肥料を足した方がよさそうです。
収穫は地植えのものと同じ時期。
袋入りの土を用いるのではなく、大きめの鉢であれば、最初に少なめの土でスタートして土を足していく方法であれば、同じように栽培できます。
肥料は少し話した場所にまかないと、肥料やけが起こるので、気を付けて…。

はてさて、今年初めての試みですが、サツマイモのようにうまくいくかな??
お楽しみに…。
《おまけ》
Sさん家族から、ご自宅の自宅庭へのジャガイモ種芋植付の実地指導を依頼され、子どもたち3人と3月22日日曜日午前中作業。
基本は、畑での方法と同じ。
芽が出てから土寄せをするので、畝は高くなく、低い位置に種芋を植え、5㎝ほど覆土。
ジャガイモを植え付けたところの横のサヤエンドウの芽が出ているところに
スペースがありそうだったので、リーフレタスなどの苗を植付。
エンドウは、これから先、ツルを伸ばして上へ上へと延びていく。
だから足元は意外に空いていて、光もたっぷり当たりそうだし、根を張る場所もありそう。
これから先のリーフレタスは、日当たりがよい場所ならグングン成長し、あっという間に食べられる大きさになってくれる。
勢いよく水をかけると流れてしまうので、やさしくやさしくみずやり。
ジャガイモはこの先3か月ほど、つまり6月半ばにはもう収穫できる。
消毒も不要で、虫にはっぱを食べられても負けない強い作物。
葉物野菜は、成長は早く、1か月とすこし、4月半ばには収穫できるのでは?
毎朝、成長の様子を観察するのも楽しみだね…。
やさしく世話をして、大きく育てて、おいしく食べてね…。
文章:小池常雄
写真:小池、CSさん
撮影日:2020年3月21日
ブログ編集:小池

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