住宅地:つくし野に暮らすカエルたち…
池も沼も川もないつくし野の住宅地のど真ん中にヒキガエルが暮らしていて、3月初旬タマゴを住宅の庭先で産んでいるなんて…ご存じですか?
体が大きく、すでに産卵したはずなのにまだおなかも大きい。
すくい上げて泥を落としてみるとこんな感じの卵塊。
ゼリー状のチューブの中の黒い粒粒がタマゴ。
まだ真ん丸でオタマジャクシの形になっていない。
一方、その数日後、3月3日火曜日の夜。
今度は私の家の玄関の下、寒さにすっかり静まり返っていると思っていたミニビオトープ。
勤務先から帰ってきて、玄関の階段を上がろうとふと見ると、何かいる!
よく見ると、一回りも二回りも小さいけれど、ヒキガエル!!!
どうやら体の大きさや顔つき、体つきからオス。
朝出かけるころには姿を消しているのだけれど、翌夕には戻っていて、少し違う場所で、別の方向を向いている。
後姿をみると、湯あみしているオヤジ…のようにも見えるけれど、どうやら毎夜ここに現れるのには、何か目的があるらしく…。
つまり、毎夜ここに現れるのは、繁殖相手を探している様子。
「僕のお嫁さんになってくれる可愛い彼女は来ないかな?💛」といったところか…。
ローズガーデンの池と我が家の火鉢は直線距離にすればわずか50mほど。
池にあった卵の父親が、この個体なのか?…は分からないけれど…。
つくし野の住宅地のような乾燥した場所でもヒキガエルは生きていける。
でも、繁殖のときは水場が必要。
水のにおいがするのだろうか?
こんなわずかな水場を見つけ、繁殖相手を探しに、やってくる…。
こんなわずかな水場を見つけ、繁殖相手を探しに、やってくる…。
春を感じた3月の初旬の夜。4-5夜連続して観察することができました。
素敵な彼女が現れるといいね! カエルくん!!
素敵な彼女が現れるといいね! カエルくん!!
《おまけ》
この写真は3月17日火曜日午前9時ころ、伊豆半島の東側、一碧湖という湖のそばの芝生広場を歩いていたガマガエルのご夫妻。
上におんぶされている方がオス。日向ぼっこかな??
近づいても逃げなかったそうなので、まだ寒かったかな?
[撮影は、妻のいとこのYT氏] |
文章:小池常雄
写真:KTさん(つくし野ローズガーデン)、YTさん、小池常雄
ブログ編集:小池常雄
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