無農薬で育てるということは…
畑でのネズミや害虫との戦いは、すでにこのブログでご紹介しました。私と船崎顧問で、定例活動に先行して植えたキャベツや白菜は、対策するのが遅かったことと殺虫剤的な薬剤は使わない方針であることから、虫の被害から防御することは大変なこと。
これは、何度も木酢液などを吹きかけた後。
それにも負けず、ここまで成長したモンシロチョウの幼虫。
でも、写真をよく見ると、イモムシの腹部に小さい蜂が付いている。
これは寄生バチ(アオムシコマユバチ)。
このハチの生態は、生きているイモムシに卵を産み付け、寄生主を生かしたまま、体内で成長し、ある日内側から皮を食い破って幼虫が出てきて白い繭をまとったさなぎになる…という、恐ろしい成長方法。
研究によれば、モンシロチョウは幼虫の時に9割以上、このハチに寄生されるとのことで、とても高い。
寄生された幼虫は、もちろん成虫にはなれない。
見つけたモンシロチョウのイモムシは、どれも大きく終齢近いものばかり。その分だけ、大切に育てたキャベツを食べたのだけれど…(涙)
これは、ベビーリーフの種から成長した、紫色の小松菜かな?
キャベツや白菜の受けた被害は少なくなく、どこまで回復してくれるか…?
木酢液は、基本、忌避剤だからそもそもすでに卵が産んだ後のものには効かない。
全体をネットで覆えばいいのだけれど、なかなかに手間も費用もかかり…。
こちらは、私が種から苗を育て、10月の定例活動で、皆で植えたハクサイ。
こちらは虫に食べられることなく、順調に生育中。
これは苗を買い、先行して植え、夏の暑さにやられ、負けてなるものか!と、2度ほど植えなおしたハクサイ。
これは、茎ブロッコリー。
ブロッコリー・キャベツ・ハクサイなどの仲間にとって、生育の適温は、10度から20度くらいの冷涼な気温。
だからこのところの気候はとても快適なはず。
…で、ぐんぐんと日に日に、目を見張るほど成長中。
11月7日土曜日の朝、スーパービバホームで再度買い出し。来週のサツマイモの収穫の活動をお楽しみに!
文章:小池常雄
写真: 同
撮影日:20201107
ブログ編集: 同
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