次の活動実施予告・実施済の報告


〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施しました。

2021/09/19

このタネ、なーに?

    野菜のタネ いろいろ    
はて?このタネは何のタネ??
ヒシの実のように、とげがある。
そもそも野菜のタネなのに袋に「注意!!タネにとげあり」なんて書いてある。
大きさは、5ミリほど。
確かに、尖っていて危ない。
正解は、ホウレンソウ。
タネに薬剤などはコーティングされていないタイプ。
一方これは、コーティングされているタイプ。
タネ本来の色ではなく、とげも処理されているのかな?
それともこの種はそもそもとげがないか?
一方、これは、何のタネ??
細長くて、筋がある。
太さは2㎜程。長さは、4㎜程。
なんと、サラダ菜のタネ。キク科。
同じキク科で、葉物の…
そう、サニーレタス。
タネの外観はほとんど同じ。
銀色に薬剤でコーティングされた直径1㎜程の真ん丸のタネは、何のタネ??
活動の畑の野菜の中で、冬から春にかけて、最も人気のある茎ブロッコリーのタネ。
本当は、アブラナ科だから茶色いちいさなタネだけれど、薬剤でコーティングされていて、青銀色の仁丹(じんたん)のよう!!
仁丹といっても、今の子どもたちにはわからないかな?
こっちは少し大ぶりだけれど、同じアブラナ科の…。
なんとキャベツのタネ。
コーティングされていないこっちは??
20日(ハツカ)も30日も40日も、要するにダイコンのなかま。
種はアブラナ科の作物としては少し大ぶり。
外観的な差はあまりなく。
一方、こっちも青銀色の薬剤にコーティングされているのは??
タネの大きさが全く違う!!
エンドウのタネ。
エンドウには、ツルありとツルなし、赤花と白花があるけれど、種の外観ではわからない。
コーティングされていないと、こんな感じ。
来春もまた、バケツで何杯もの収穫が得られるだろうか?

少し、雰囲気の違う黒い小さなタネは??
「まさこ」「ももえ」も、アイドルの名前。
「じゅんこ」は見つけられず。
タマネギのタネ…。
ここに紹介したタネは、みな利用している畑に直接種まきしたり、苗を育成中の物ばかり。
参加者の皆さんに、種まきを手伝ってもらうことはあるけれど、これだけいろいろな種を紹介したことはなかったのでは?
日本ホウレンソウの種は、小さい子には危険だしね…。
加工して、銀青色になっているものは、病気や食害を防ぐなどの目的の薬剤でコーティングされているので、なめたりしない様に…。

《おまけ:これは何?》
ハツカダイコンが育つウネのすみっちょに、こんな芽生えが?
種を撒いたつもりがない一カ所から、爆発したように芽吹いている。
これは、何??
ヒントは、この場所にこの夏まで植えてあった作物。
答えは、ミニトマト。
トマトのタネは、種の周りのゼリー状の部分が種が発芽するのを防ぐ成分を持っているのだけれど、落ちたものが土の中で分解されると、発芽できるようになる。
ついては、ミニトマトが埋まっていた一カ所から、爆発したように芽吹いたということ。
これから寒くなるこの時期、移植しても霜に当たると枯れてしまうのがかわいそう。
自宅で室内で育てれば、大きく育てることはできるけれど、実をならせるのは厳しいかな??
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同

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