秋の日、食べたり食べられたりの里山
台風の意影響で長く続いた雨がようやく上がり晴天となった9月19日日、
いつものフィールドに出かけ。
フィールドに到着してすぐ目にしたのは、池の水面で小型の猛禽ツミにカワセミが追われる姿。
敏捷に飛ぶのは決して得意ではないカワセミが、高速飛翔能力に長けたツミにつかまれば食べられてしまう。
必死で水面ぎりぎりを逃げ回るカワセミ。
カワセミは、ツミが追いかけてこられない水中に飛び込んでなんとか逃れられ…。
急な短時間の出来事だったので、バトルの様子は写せず。残念。
獲物を逃し、残念そうに水面を見回すツミのシルエットだけ写すことができ…。
こんな出来事があると、カワセミはもう怖がってしまって、姿を見せてくれない…。
仕方がないので、赤トンボの撮影に切り替えて…。
久しぶりの暖かい日差しに体をさらして温めている。
あたたかい秋の陽ざしは、ヒトには暑いくらいだけれど、トンボには心地よいらしく。
《おまけ:カマキリとイシガメ》
以前もそっくり同じ光景を目撃し、紹介したので2回目の紹介。
結末は違うけれど…。
長雨の後、カメたちが切り株の上で甲羅干し中。
その池の上に、カマキリが飛んできて、渡り切れず力尽き、ポチャン!!
おぼれてバタバタすると、水面に波紋が…。
お腹をすかせたイシガメが、気が付き、なになにと接近…。
獲物に近づくと、水中から近づいてパクリ。
もう、カマキリは2度と浮いてこない。
2年前、同じ場所で同じ光景を見た時は、カマキリが自慢のカマで最後の抵抗をし、カメから逃れ、九死に一生を得たのだけれど、今回は、カマを逃れるために巧妙に水中から近づいたカメに食べられてしまった。
以前、同じような情景を紹介した2018年10月のブログは以下。
記事の下のほうに、カメとカマキリの水上での攻防戦の様子を紹介。
文章:小池常雄
写真:小池常雄
撮影日:20210919
撮影場所:新治市民の森
ブログ編集:小池常雄
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