近場の公園を探索
横浜市立北八朔公園は、東名下りの港北PAに接した場所にある公園。
つくし野からも車で15分ほどで行ける場所にある。
有料駐車場があるので気が楽。
案内図を見ても、とてもシンプルな構成。
つまり、1つの大きな谷戸(尾根に挟まれた谷)で構成されていることがわかる。
谷戸の底は、平らに整地され、草地に整備されているけれど、斜面はほとんど自然のまま。
竹林は、繁茂することを防ぐために竹炭を焼くために一部計画的に伐採されている。
シーズンには小川沿いにホタルも出るらしい。
幸いこの公園は、ナラ枯れが見当たらない。
《参考:ほかのHPに飛びます》
川はあり池もあるけれど、周辺に葦などが繁茂し、水面が見えず、流れにも近づけないのが惜しまれる。
子どもたちが、網をもって遊んでいた。バッタ捕りかな?
サワガニ池では、在来種のサワガニを獲っていた。
タヌキがいるらしい。 ポスターがあった。
それにしてもパンダ顔のカワイイ!イラスト。
顔がタヌキかどうかはさておいて、在来種のタヌキの尻尾には、黒いマダラの線はない。
これがあるのはアライグマ。
数多く問題を起こしている外来種。
私の立場としては、図鑑の写真を見るなどして生き物の特徴は正確に書いてほしい。
キバナコスモス。
この日、例年より早くキンモクセイ(金木犀)が咲き、強いにおいを発していた。
日本にある金木犀はみなオス。
原産地の中国から、雌雄異株なのにニオイを発するオスのみを移入したのだそうで…。
日本にきて、初秋になると永遠に彼女を求めて芳香を漂わせている…と知ると、すこし悲しい。
こちらはギンモクセイ(銀木犀)
シンプルな構成の公園ゆえに、広い草地は楽しめる。
けれど、尾根の斜面は樹木が繁茂しすぎ、散策などできる小道はあまりない。
夏でも暗いほどで、環境がやや単一な印象は否めず。
いろいろないきものの姿が見られるということなく、残念。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影場所:横浜市立北八朔公園
撮影日:20210913
ブログ編集:同
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