次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2023/03/27

フィンランド通信:07 ( 春 まだ遠く )

 フィンランドの雪解け まだ遠く 
フィンランド在住のYMさんから、北の国での近況をお寄せいただきました。
「日本は桜も散ろうか…という時期のようですが、
まだまだこちらは氷点下、雪も降っています。
とはいえ晴れの日が増えて日照時間も急激に伸びて来たので、外に出ることが増えて来ました。
「この一ヶ月程のアウトドアレジャーをお伝えします。

1つ目は「スキー休み」。
フィンランドでは2月後半から3月上旬にかけてスキー休暇と称して一週間子供の学校が休みになります。
国を南部、中部、北部の3つに分けて一週間ずつ順繰りに休みます
休みが分散されるので行楽地が混まないし、行楽地側もより長期にわたってレジャー客を受け入れられます。

我々もこの機会にスキー旅行に行って来ました。
フィンランドはあまり高い山がなく、今回行ったところも標高430mほどですが、それでも周りに何もないので見晴らし良く、天気にも恵まれパウダースノーを楽しんで来ました。

スキー場で日本との大きな違いは、リフトと休憩スタイルです。
リフトはケーブルから吊り下げられた簡易イス状のモノにしがみつくなり、腰掛けるなりして引き上げてもらいます。
ウッカリしていると途中で落ちることもあるので要注意。
長いリフトだと上に着くまでに既に筋肉痛になったり…と良い運動になります。

休憩はレストランではなく焚き火でソーセージを焼いて食べます。
焚き火をするのは屋根があるだけの屋外。
火が小さくなったら、近くの薪置場から薪を焚べて火を消さないようにします。
一緒にパンも焼いてホットドッグにすればお腹も満たされます」
「ところでスキーというと、
こちらではダウンヒルスキーより、平地を滑るクロスカントリースキーの方が一般的。
長い冬の間の運動としてジョギングのように広く行われています。
そのため以下のような道路標識があったりします。
そして実際滑っている人に出くわします。」

2つ目は「スケート」です
こちらではスケートも身近な遊びで、例えば学校の屋外グラウンドが冬季は簡易スケートリンクになったり、凍った湖で勝手に滑っている人もいます。
もちろんアイスホッケーが盛んで専用の屋内リンクもいくつかあります。
変わったところで、凍った海の上にスケートコースが作られているところがあり行って来ました。
海が凍っていながら日がさすのはこの時期の数週間だけ、2月までは曇空でドンヨリ寒く、
太陽が出てきたこれからは、氷が解け、早々に滑れなくなるそうです。
雪をどけて入江に作られたコースで、対岸へ渡り帰ってくる往復10km弱。
スケートの他にもジョギングや自転車で渡る人、犬を連れて散歩を兼ねる人もいました。」
「そして凍った広大な海原は、遮るものがないのと風があるのでパラセーリングする人もいます。
下の写真は昨日夕方前にビーチに行って撮ったものです。」
「春分の日も過ぎて日の出が7時、日没は既に20時。
(小池注:もう日本より長い日照時間!!
 そもそも緯度が高いので、日の出日の入りの角度が浅く、実際はもっと長い間、明るい!)
今日3/26からは夏時間で、日本との時差は6時間です。
こちらは太陽の仰角が低いので日没後もなんとなく北の空は明るい時間が続きます。
(太陽の)仰角が低いため、日本では屋根の上に設置される太陽光パネルもこちらでは側面に設置されます。
小学校4〜5年くらいで、地軸の傾きやら、太陽の動きとか習った記憶がありますが、
その知識を実地で思い出させてくれる体験です

YMさん、ありがとうございました。
私は日本でも、札幌に出張で行った際、ビルの屋上に設置された太陽電池パネルの角度が明らかに東京とは異なっていて、緯度を実感したことがあります。
直火で焼いたソーセージをパンにはさんでつくる、ホットドックがおいしそう💛
それにしても、ソーセージが太くて長い!!
文章:YMさん
(在フィンランド)
写真:   同
20230326にSNSでいただいた写真によります。
ブログ編集:小池常雄

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