種ジャガイモ の 植付など
[子供たちが見ているのは、肥料・土壌改良用として用意した6種類のう〇〇!!] |
このプログラム、1日では終われない。
3月3日金午後の2時間半ほど、事前に必要資材や植付予定地の準備作業に費やし。
下の写真は植付用種芋。
大き目な種芋は、半割して、断面に灰を付けて植えつけるのだけれど、小ぶりなものならそのまま植えられる。(Mサイズの種芋はおよそ50g弱)
「2人にひとつ」…との考え方もあったけれど、やはり「一人にひとつが良い!!」ということで、年中児全員:72人分用意。
これは用意した資材のほぼ全体。(牛ふんはこの量の倍を投入。)
前回キャベツ、ブロッコリーを収獲した跡、茎などは除去したけれど、時間が限られていたのでマルチなどはそのままにしてしまい。
最初に、マルチをはがし、抑えピンを回収。
これまでの野菜栽培で、不足していた有機分などを補給し、すでに5か月ほど経過していたので、土の状態は格段に良くなっており…。
今回は、牛糞と、苦土石灰・溶リンを投入。
苦土石灰は、土に混入すると、ガスを発生するので、植付の少し前に混入し、放置しておくことが大切。
植付の時は、イモを低い場所に植えつける必要があるので、掘り必要があるけれど、1週ほどは山形にして静置。
さてさて、そんな下準備があって、本番の実施日は、3月7日火、午前10時から12時。
年中3クラス(きりん、ぞう、ぱんだ)72名を3回に分けて植付プログラムを実施。
この日は晴天、季節外れの高温。
子どもたちが来る前に、浅く掘り、種芋を深い位置に植える下準備を…
一緒に授業を担当してくださったAHさんは、ジャガイモの故郷、地中でイモができる場所、植え方などを説明。
最初はキリン組(24名)から。
私からは、化成肥料以外に土をいい状態にするに必要なものを紹介。
腐葉土に加え、牛ふん、トンぷん、鶏ふん、馬ふんと実物を紹介。
更に変わり種として、コウモリ、カブトムシのフンも紹介。
これはカルビーという、ポテチで有名な会社のジャガイモの袋づくりのセットを紹介中。
3クラス、同じ内容での繰り返し。
最初に、お話をし、植付は全員でその次に…。
これは2クラス目(ぞう組:26名)。
かぶっている日よけの帽子が色違いなのでよく分かる。
いよいよ3クラス目(パンダ組:22名)。それぞれにお話の後は、全員が種芋を一人一つずつ植付。
Mサイズの小さめの種芋は、園児たちの手の大きさにちょうど良かった…と感じ。
植えつけるときは、事前に山形断面にして馴染ませてあった植付地の中央部を掘り込み。
中央部になるべく深く植付用の穴をあけ、芽が出た部分を上に向け、植えたらそっと上に土をかぶせて…
次に、化成肥料をイモから少し離した場所に、一握り置き…。昨年の秋まで、草ぼうぼうだった場所が、既に一度、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどを栽培し、収穫し、再度牛ふんなどを投入した土なので、いい感じに土が育っている。
[6人の年中児は、6人合わせても5歳×6人=30歳!!私の半分にも満たない。]
私が植付対応をしている間、子どもたちは、私が用意した各種のフンをフ~んと検分中。高温で加工して殺菌などしてあるけれど、フンはフン。
6月末には、種芋の6~8倍の量のジャガイモが収穫できるはず。
ついては4㎏の種芋だから、24~32㎏!!!
肉じゃが?ポテトサラダ??カレー???
園全体の300人ほどのお腹に収まる給食にしてもらえるのが楽しみ…♥
最後に看板を取り付けておしまい…。
植付後はこんな感じ。低いところに植えつけられてあり、高い部分の土を、芽が伸びるにつれて土を寄せ、次第にウネ状にして育成していく…。
〈おまけ:活動の終了後…〉
子どもたちの解散後、少し種イモが余ったので、収穫を終えたブロッコリーの株を引っ抜き、さっと耕耘し、種芋植付をHさんと2人で…。
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