次の活動実施予告・実施済の報告


〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施しました。

2023/10/15

幼稚園児に野菜作りの体験を!(12)(おまけ:園長の夕食・冬野菜植付準備)

  カボチャ収穫 と ハロウィン飾り  


幼稚園児の環境学習・体験学習の支援をさせていただいているF幼稚園での体験出張授業。
10月12日木午前、この日は特別に入園希望者3家族の見学とカボチャの収穫体験活動を支援。
活動は1時間ほど、先生一人と年長組の3名の女子が支援で参加。

最初に、カボチャにはたくさんの種類がある事、
ハロウィンカボチャはそもそも英国ケルトの伝説に出てくる赤カブでつくられたランタンが、
米国にわたりカボチャで作られるようになった事。
バターナッツ(別名ピーナッツカボチャ)は、形が可愛いしおいしいので、年長さん全員分を作りたかったけれど、今年の猛暑で、数が限られたのでこの日に収穫をすることなど…を私からお話し。
持参のカボチャ飾りも展示して…。

いつもの活動の対象の子(3~6歳)より小さい11ヶ月、1歳・2歳児が対象だったので、ハサミを使うのもたいへん。
道路沿いのこの場所は、決して作物栽培に適した土壌条件ではなく。
特に今年の猛暑で園に水やりしてもらっても保水力が十分ではなく、出来が良い…とはいえず。
つくし野で育てたものと比べると、とてもミニサイズのものも…。


幼稚園児の手の大きさにもちょうどよい栗カボチャも収穫。

穴が開いているのは、食害かな?
このエリアの物は小さいけれど、数多く収穫。
高校の校舎側で収穫したものは、大きいものが5-6個。
熟しすぎてひびが入っている。
収穫できたのは、こんな感じ。
大きい冬瓜が1つ
思わぬところにドン!とぶら下がっていた。
収穫した手は細かいとげがあってチクチクすることも、そっと触って体験。

収穫した後は、ブルーシートに座ってハロウィンカボチャを制作。
さすがは年長のおねえさんたちは、マジックペンを使って、手早く…。

体験入学の子たちは、年齢が小さいので、目と鼻用にガムテープを三角形に切ったものを事前に用意しておいたのだけれど、これが評判が良く、みんながペタペタ…。
色々事前に考えても、何が子供たちに受けるのか?は、全くわからないのが、幼児対応のプログラムのおもしろく、かつ難しいところ。

秋の陽ざしに、ハロウィンカボチャたちが輝く…
各家族2-3個のお土産用を除き、英語教室に飾る用のツルを切らずに残したものを併せ、段ボールに詰めるとこんな感じ。
まとめて園長先生にお届け…。
キズが付いていたものを利用して目鼻などを掘り込んだ大きなカボチャは、日持ちがしないので、先生方で分けて食べていただくようにお願いし…。
ささやかだけれど、狭い園庭を使った体験学習の楽しさを感じてくれたなら…。
バターナッツのおいしい食べ方を、若いお母さんたちにお話ししたことを付記しておきます。
〈おまけ-1:F園長の夕食〉
自分で作物を栽培するから、手に入り、口にできる食材というものもあります。
この日、収穫できた作物以外に、意外なものが食材になり…。
F幼稚園のF園長に、食べらるのでは?と差し上げた食材?のレポートをいただきました。
「収穫したてのカボチャ、インゲンを天ぷらにしていただきました。」「シーズン最後のインゲンはしっかり味を感じました。
筋もあまり気にならず。」

これは、バターナッツの雌花。
ズッキーニの雌花を天ぷらにするのだから、食べられるのでは?と提案。

これはこの日収穫した栗カボチャ。

これは、未成熟なバターナッツを半割にして、電子レンジでチンしたもの。
天ぷら前の食材。
天ぷらにすると…
いやはやおいしそうな天ぷらの完成。

「ベビーバターナッツの(雌花の)天ぷらは美味!
少し青臭さはあったものの、エグミは全くなく。
息子たちは美味しい!と…。
食感も柔らかく。
カボチャは甘みは少ないものの、小ぶりながらねっとりとした食感。
幼稚園の園庭の隅で収穫したカボチャとは思えない、上出来なカボチャでした。」

〈おまけ-2:次の作付け準備〉
この日は夕方までの時間をかけて、翌週に予定されている年少児のキャベツとハクサイの苗などの植付体験活動の準備を…。
最初に、残っていたサヤインゲンを除去。
次に、サツマイモの袋栽培しているところに、遅効性肥料を追肥。
収穫跡のツルやマルチシートなどをすべて撤去。
周辺を畑地として整備したゲート横のシマトネリコが、この1年で一層元気に…
ついては、少し剪定し、風通しを良くし、根元のいい方プランターにも陽当たりが良いように…。
この日用意したのはこんな資材。
連作障害が懸念される栽培種なので、それ対策の資材も投入。
残渣用の大袋には、カボチャのツルだけでなくシマトネリコの剪定枝を詰めたので、もう満杯。
こちらのエリアも、以下のように植付準備を…
シマトネリコの剪定など、予定外の作業をしたので、朝10時から始めた活動は、夕方5時近くまでかかってしまい…。
一部資材がショートし、マルチは貼り終えていないけれど、ほぼ次回活動の準備が整い。
文章:小池常雄
おまけ-1のコメントは
F園長(小池の責任で一部調整)
写真:小池
おまけ-1の写真は全てF園長
撮影日:20231012
撮影場所:F幼稚園園庭
ブログ編集:小池

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