次の活動実施予告・実施済の報告


〇第9回定例活動は日程変更し、12月14日日実施予定です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2024/12/01

参加者が、日本動物学会/千葉大学/繊維学会 3者から表彰!

  「カイコの研究」で高校生部門 3冠受賞  

〈繊維学会〉
〈日本動物学会〉
〈千葉大学〉
[賞状の画像が本人に届かず。後日差し替え紹介します。]
ご自宅はつくし野から少し離れているけれど、天使幼稚園経由で情報を得て、本活動に小3の頃から参加してくれているASさん。
本活動に参加したことをきっかけに身の回りのいきものに興味を持ち、自宅ではいろいろな生き物を飼育中。
今は特に継続的にカイコの研究をしている。
現在高1だけれど、昨年は恩田小の4年3組に私と一緒に出張環境授業に行って当活動を支援してくれるなど、いろいろコラボした活動をしている。
そんな彼女は都内の私立女子中高一貫校に通い、理科の先生に指導していただきながらカイコ研究継続中。
企業が若い研究者の活動を支援するADvance Lab.の活動でサイエンスキャッスルという研究活動に参加。
内容が評価されてアグリ部門研究員に選ばれて任命され…。
今秋、相次いでいくつかのの研究発表に個人で参加。
高校生ながら連続して3つの賞を受賞!
(一社)繊維学会 秋季研究発表会 高校セッション優秀賞
母上(JSさん)からの学会参加・発表・受賞報告です。
「11月28-29日で、繊維学会へ行って来ました
(注:学校は2日とも公休扱いになったとの事)28日はポスター発表(注:事前のリモート審査通過者のみ)、
29日は丸一日セッションを聞き、
最後に閉会式と表彰式がありました。
先に11月16日に行われたオンライン口頭発表&質疑応答を、沢山の大学の先生が絶賛して下さり。
(受賞が決まってからの学会の会場での)ポスター発表を聞きに来てくださりました。
恐れ多いほどのお褒めの言葉をいただき、母はびっくりです。
(オンライン口頭発表は自室に篭って対応していたため、家族は様子を全然知らなかったので
大学の先生方からの有り難すぎるご助言やご紹介が続き、
最高の2日間になったと思います
(京都での学会終了後、新幹線を経て)昨夜(11/29)は22時過ぎに帰宅。
今日(土)は学校!
単語テストがある! 
そして来週から期末試験、です(笑)
シンデレラの魔法が解けて現実に戻ったようですが、頑張ってもらいたいと思います

【日本動物学会 第95回長崎大会 高校部門 ポスター賞
[剣道の竹刀ようなものを手に「いざ道場破りか?」
「いざいざ長崎大に討ち入りか?」…
ではなく、ポスターケースらしい(笑)]
9月12日から14日にかけて長崎大学文教キャンパスで開かれた「日本動物学会 第95回 長崎大会」に2名(もう一人は高専生?)と参加。
パパが引率で同行。
ポスターはA0大。

タイトルは「カイコにおける合成色素輸送経路の解明」
父上(HS氏)による研究内容の概略を、FBからお許しを得て引用させていただくと…
娘の研究で今明らかになっていることは…
①カイコの体内の色素の輸送は、カイコの種類とエサの成分で決まる。
②エサの成分は単に色素の種類だけではなくデキストリンなど他の成分にも影響される
③カイコ系統によってエサに含まれる色素の影響がセリシンにまで届きやすいもと、 
 セリシンには留まらずにフィブロインに輸送されやすいものがある
  …ということなのだと思います
フィブロインはシルクの素なのでそこに到達する色素の構造が分かり
その構造をもつ色素以外の成分を出せるようになったら
素材としてのシルクの可能性はもっと広がっていく
長崎観光はあまりできませんでしたが
娘と2人きりの1泊旅行は最初で最後の経験だろうなぁ…
そういう意味ではとても思い出深い場所になりました
…というパパのコメントが泣ける。

表彰名は「高校部門 ポスター賞」
[個人宛の表彰を想定していないのか?学校名しかない!]

アドバンスラボのHPでは以下のように今回の表彰を紹介。
https://adlab.lne.st/2024/09/14/presentation-japananimal/


【千葉大学主催「第18回高校生理科研究会」
DIC㈱総合研究所研究奨励賞 受賞】
[表彰は解散後、夜になってからWebで行われたのでこんなかんじ]
千葉大は我が母校、今はこんなのを主宰してるんだね…
共催も協賛も後援も千葉県関係の教育系団体やや企業などばかり。
毎年、私宛にも同窓会報が送られてくるけれど、寄付のお願いが多く(笑)
今回の対象は、科学系一般だから分野は広い!
発表総数384件!
私が西千葉キャンパスで学んでいたころから既に早くも40年が経過。
緑も濃く、木々は大きくなっている。
体育館が会場だったようなのだけれど、そもそも400枚近いポスター参加
参加者総数1300人!
高校の科学系クラブ単位での応募が多かったかな?
そもそも高1で一人で個人での応募はとても少なかったらしい。
やや、やっぱり、道場破りか???
引率したパパによれば、次第に説明もうまくなり、答える内容も…
取り囲んでいるのは高校の先生かな??
おじ様たちに鋭い質問を浴びせられ???
笑顔が出る余裕も…
質問している女子高生のスカートがチト短いのでは?と心配するのは、
おじさんの視点か?! 
以下は引率して同行したパパのFBからの引用・転記。
まさか大学とのつながりが、こんなかたちて増えるとは!!
先日の長崎大学に続き、今度(9月28日)は千葉大学での娘の発表に保護者として同伴。
「千葉大学高校生理科研究発表会」
周りは部活単位での参加がほとんどなので、先生の引率もなく来ているのすらイレギュラー。
受付の人も少し困惑しているなか、娘は単身で挑戦。
総勢1300人以上の高校生が参加し、物理・生物・数学など理系各分野で(合計)384のポスター発表がありました。
(これまでに)何度も娘のポスター発表を見てきましたが、今回の娘の堂々とした振る舞いはすごく良かった。
2分半くらいでプレゼンして、あとはディスカッションなんですが、
ポスターはチラ見するくらいで大方は聴衆の目を見て会話してる。

審査員は
千葉大学の教授や講師、千葉県の学校関係者、あとは育成機関の人など。
そういう人たちからの質問にひとつも言葉を詰まらせることなく
ほんとに楽しそうに話してるんですよね。
そして(質問者から)たくさんのアドバイスをもらって、発表後すぐにたくさんのメモ
すごく嬉しそうで、充実した顔は写真に残せないのが残念なほど
初めての発表のときは友達と2人でたどたどしくて、声も小さく審査員が耳を近づけてくる感じだったのに…。
あれから3年たってすごくすごく成長した姿に親として心から感動していました。

結果
とても嬉しいことに表彰にも選出!
選ばれたのは19件(小池加筆 注:19/384=4.9%!)の発表のみ
ほんとによかった。 
ほんとうによかった

相次いだ3つの表彰おめでとう!
まだ高1。
人生はこれから…。
他の一般課目の勉強と研究のバランスに気を付けて、楽しく・実り多く!!
この先、仮に研究者の道を歩むにしても企業で働くにしても、英語や国語の表現力などは、理系でも非常に大切!
これからも当活動とコラボできたら…と願っています。
以下は当方とのコラボの様子。
[20230712の恩田小への出張環境学習でのコラボ]
[20240915の活動で受賞を紹介中。
小学校低学年の子には意味がわかってないかも??]

これは彼女が通う中高一貫校の文化祭での紹介文。
ママからの報告は以下転記、一部加工。
「(通学先の)文化祭で、他学年のコーナーに1人、自主研究コーナーとしてポスター発表をさせてもらっていました。
見に行ったら、先生作成のこんな紹介文が飾ってありました!
学校内は撮影禁止なので、事前に確認したという説明の文案をお送りします。」

「つくし野ビオトーププロジェクト」への参加で、いきものなどに興味を持ったことが紹介してくださってあります。
文章:小池常雄
写真:Sさんパパ
(個人名や学校名、肖像は小池の責任で加工してあります)
撮影地:長崎大学/千葉大学/京都市繊維学会
ほか
引用:SさんパパのFB(一部小池が調整・加筆)
SさんママからのLINE(一部小池が調整・加筆)
撮影日(撮影地):20240914(長崎大)
20240928(千葉大)
20241128・29(京都市内 京都テルサ)
編集:小池常雄

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