次の活動実施予告・実施済の報告


〇第11回定例活動は、2月8日土実施予定です。
〇第7回特別活動は、1月26日日実施済です。次回は未定です。

2024/12/30

「えひめAI-2」って?

 こんなの知ってます??   
ヨーグルトドリンクのようにクリーム色がかったこの物質(液体)は
「えひめ あい に」ってよむ。
ネーミングは少し怪しい?けれど、調べてみるとなかなか優れていて色々な効能がある💛
炭酸ガスを発生するので、少しづつ抜きながら静置すると、最上部の浮遊物、中間層の透明な上澄と最下部の沈殿物との3層に分かれるけれど、中間の澄んだ層が目的の生成物。

「微生物活性酵素剤」と呼ばれるこの物質は、人にも環境にも優しく、すべて身近な食品を材料に出来ており、家庭や業務用排水、風呂やトイレ等からの排水による河川の浄化・水質改善等から、園芸用土づくり・堆肥づくり促進剤として幅広く使うことが可能…というますます本当?といいたくなるような効能があるという。

作るための原料となる物質は、
< 納豆の洗ってない空き容器、ドライイースト、ヨーグルトを食べた後の容器、
白砂糖か三温糖など、水、容器 >
…と、身の回りにあるものばかり。

上記では少量作りなので納豆とヨーグルトは空き容器をすすいだ排液で代用しているけれど、むろん納豆(豆の部分ではなく周りのねばねばの部分を洗って使う)やヨーグルトそのものでいい。
わが家ではこんな材料を用いて製造。
大量を一気に作るのでなければ、上記のように、入れ物をゆすいだものでもOK。
そもそも「えひめAI-2」は愛媛県工業技術センターの元所長曽我部義明氏が開発したもの。
納豆やヨーグルト等 の食品に含まれる菌を利用して土着の微生物を活性化し、水質などの環境をきれいにする環境浄化微生物資材
-2と付いているのは、最初は工業用だったものを家庭使用向けに改良したものらしい。

特徴としては以下の2点
  ① 身近にある材料で簡単に作ることができる
  ② 3種類の微生物の働きが組み合って効果を発揮

<3種類の微生物の組み合うはたらき…とは?>
【納豆菌のはたらき】
  油汚れの原因となるタンパク質等 を分解する
【乳酸菌のはたらき】
  発酵時の抗酸化作用で物を腐りにくくする
  アンモニア臭を中和して消臭する
【酵母菌のはたらき】
  土着微生物の栄養素となる アミノ酸を合成する

それぞれの対象への効能としては、
【台  所】 
  原液~10倍希釈液をスプレーで噴霧すると魚の臭い消しや流しのヌメリ取り、
  換気扇やグリルの油汚れ落としに効果。
【トイレ】 
  原液~10倍希釈液をスプレーで噴霧するとトイレの臭い消しや 
  便器掃除で汚れが取れやすくなるという効果。 
【洗 濯】
  洗濯時に洗剤と一緒に入れると効果が…
  (ちょっと勇気がいるので、自己責任で)
【生ごみ】
  スプレーすると発酵・分解促進や消臭に効果が…
【堆肥づくり】
  スプレーすると発酵・分解促進や消臭に効果が…
【畑の土づくり】
  畑の土にスプレーして、土づくりに…
  含まれる微生物が土壌の有機物を分解し、土壌に従来から潜んでいる微生物が
  活性化(増殖)。
  えひめAI自体も活性化した微生物の餌になることで微生物間の食物連鎖が促進
【野菜づくり】
  上澄み液を500~1000倍に薄めて、野菜に葉面に散布。
  土壌が改良され、野菜の生育が促進され、野菜に旨味が出たり、収穫が上がるなど
【プール】
  原液を散布するとプールに生えた藻や汚れが取れやすくなる効果

当活動としては、堆肥づくり、土づくり、野菜作りへの応用を検討中
特に堆肥づくりは、1年以上かけて作っているけれど、本来攪拌すると良いことは分かっていてもなかなか手間がかかりできておらず、分解に時間がかかっているものを促進させられないか??というもの。

今回のブログの記述は複数の資料を基に記載。
メインとしたのは以下の
愛媛県庁HPにあるの作り方の資料の原典を引用するとこんな感じ
何よりも環境(地球)にやさしく、費用はあまりかからない(お財布にやさしい)し、
色々効能はありそう。
だますつもりはないけれど、強くて高くて環境にきつい薬剤ではなく、こんな方法もあることをご紹介したく…。
当方で使っている様子などはまた別ブログで紹介の予定…
文章:小池常雄
写真:小池
引用:愛媛県庁HPなど
編集:小池

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