ファイナリスト(10/4274)
▶ 最優秀賞(1/4274)!!受賞

このHPの上横バナーでも、この活動そのものや活動に参加してくれている人の活躍を紹介しています。
2025年2月15日土に開催されたコンテストの最終審査で最優秀賞を獲得した…と、
応募していたのは「中高生探求コンテスト2025」
このコンテストは科学や文芸というようなジャンル分けではなくそれらを統合した、
「好き部門」「困りごと部門」の2つの部門がある。
特に今年度、数々の受賞をしているAS嬢は「好き部門」にお得意のカイコの研究で応募し、
●応募総数 :4,274件
●参加生徒数:10,114人
●セミファイナリスト:118組
●ファイナリスト:10組
…と、ファイナリスト10組に残って最終審査に進むと聞いていて…。
この段階で既に気が遠くなっていたけれど。
私立高校だから2月15日土は普通に授業がある日。
1限目だけ授業に出た後、(早退ではなく、公欠扱いで)担当の先生が引率してもらって最終審査があったお台場の日本科学館に向かい、審査に臨んだそうな…。
最優秀でも賞品・賞金…のようなものは無く、賞状と名誉・Webに名が残ることが栄誉だそう。
奇しくも最終審査の日は彼女の16回目の誕生日。
審査の後の懇親会で受賞者のスピーチまであったそうだから、壇上で「今日は私の誕生日」…とでも話したら、さぞかし審査員のおじさまたちには受けたろうけれど、話さなかったらしい(笑)
色々な大学や企業の先生たちとお話しできてうれしかった!との事。
次から次へと、自分の好きな研究で、高校生が応募できる学会など調べ、応募して、プレゼンして、講評・批評を受けて修正して、追加の研究もして、修正して…
好きこそものの…なんという言葉があるけれど、
なかなか日々の暮らしや勉強に追われてこういう先が見えない義務でやるのではない研究は継続する事は大変な努力がいるはず。
おめでとう!
下記の画像は主催者のHP画面より転載

審査会の発表者のプレゼンと表彰式の様子がYouTubeで見られます。
AS嬢のプレゼンは全般の5者の5番目、51分頃から5分間ほどの部分。
その後5分ほど、審査員からの質疑が投げかけられ、応答した様子が出ています。
「好き部門」5番目のプレゼン(5分)と質疑・応答(5分)
最前列に審査員の3人が並ぶ。
2組が表彰された優秀賞の後、最優秀賞に…
「蚕はどこで飼ってるの?」と聞かれ、
(質疑応答で)「ファンデルワールス 力(りょく)」と口にした時、
会場の高校生たちが「は?」とざわついたそうです(笑)
表彰の様子。
母親のJママからの情報では、
『(表彰式の後の)懇親会で、
(審査員からPPの)黒背景の写真をみて
「これは学校の実験室でやったの?」と聞かれ、
「いえ、自宅のダイニングテーブルです。
理科室の黒いテーブルのように見えるのは、黒い折り紙を敷いてるだけです」
「蚕はどこで飼ってるの?」と聞かれ、
「自宅のリビングです」
(注:ママからのコメント付記:
「九大から取り寄せた大事なカイコもおり、
我が家のリビングは(今)カオスです(涙)」)
「この解剖は?」
「自宅です! これ、裁縫箱のまち針なんです」
「まち針! どおりでどこかでみた覚えがあった」
と、爆笑のやりとりがあったそうです。
会場の高校生たちが「は?」とざわついたそうです(笑)
(そもそも娘が質疑応答の中で、こういう研究に興味を持ったきっかけだったと話した)
ヤモリの(指先の吸引力)ファンデルワールス力などにとても興味を持ち、
昆虫博に連れて行き、強く興味を持ったのが始まりだったんじゃないかなって、感じています。
(アカハライモリもヤモリの力も)どちらも小池さんに教わったことですよ
娘は小池さんからヤモちゃんの(秘めたる)力を教わり、(アカハライモリもヤモリの力も)どちらも小池さんに教わったことですよ

恩田小学校の1/2成人式で一人一人将来の夢を言うというイベントで、
「イモリの研究者になりたい!」と言ったんです。
それがここに繋がるとは…(うるうる:絵文字)
イモリ、ヤモリ、カナヘビを自宅で同時飼育したこともありました。
カナヘビの(フィギアの)ガチャガチャをしまくったことも…。』
カナヘビの(フィギアの)ガチャガチャをしまくったことも…。』
そもそもAS嬢が、つくし野ビオトーププロジェクトに初めて来たのは8年ほどまえの小2の夏、カブトムシ相撲の時の事だったそうな…。
その後のある年の「プールのヤゴ救出大作戦!」が学校側の手違いで水がすべて落とされてしまっていて…
急遽、プログラムを変え、校庭の池で生物採集をした際に見つけたアカハライモリの幼体を連れて帰り飼育し始めたのが、そもそもいろいろないきものを自宅で飼育し始めたのがこの日に繋がろうとは!!
確かにヤモリの足が持つ特殊能力「ファンデルワールスの力」を解説した絵本をお貸ししたことは覚えており、今も自宅にある。
「バタフライエフェクト」という言葉を冠したTV番組があるけれど、
…あの日つく小の池で保護したアカハライモリの幼体が…、
巡り巡ってこの日の最優秀賞(1/4274)に繋がろうとは!!
…私がきっかけを…なんて「なんとも感慨深い…」とつぶやいていたら
HSパパから「娘はまだ16歳、感慨深くなるのはまだ早いですよ…」と。
これだけの活動を支えているご両親の言うこと、だから信ぴょう性がある。
さてはて次は何で私に驚かせてくれるだろうか?と、楽しみに…。
〈おまけ:在校する学校のFBでの紹介〉
こんな感じでさっぱりと入賞を紹介。
応募者総数やこの賞の目指すものなど、もう少し説明しないと読者には理解できないのでは?と思いつつ…
文章:小池常雄
JSさんママ(一部小池が調整)
写真:主催者のHPより引用
賞状の写真:ご本人より提供(一部小池の責任で加工)
編集:小池
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