アオゲラが告げる春
キツツキを意味する「ケラ」の仲間で最も小さい「コゲラ」はつくし野でもセントラルパークなどでもよく見られる。
こちらはコツコツと小刻みに啄む音よりもニーニーという鳴き声をよく聞く。



ジョウビタキは全長15cmとスズメサイズのヒタキの仲間。
キツツキらしい?コンコンコンという木を突く音が良く聞こえるのは、新治市民の森。
冬の乾いた雑木林では、離れた場所まで音は響くけれど、なかなか鳥は見つけられない。
たまたまこの日は、近くで木をつつく音がしてこんな写真を写す事が出来た。
望遠レンズは持っていなかったので、140mmという野鳥を写すには適さないレンズで写し、トリミングした映像なので、画質が良く無いことはお許しを…。
この大型のキツツキ 「アオゲラ」は、毎春の恒例のハイキングのルートでも見たことはあるけれど、意外に近くに生息している。
「アオゲラ」は、[サントリーの愛鳥活動]のHPでは以下のように解説。
「全長29cm。体の背や翼の上面は暗緑色。
腹には横じま模様があります。
顔に赤い斑があり、頭が大きく赤いのがオスです。
とがったくちばしで、木を掘り、虫を食べますが、アオゲラの餌は主にアリ類です。
巣穴は大木に自分で掘ります。
「ピョー ピョー ピョー ピョー」と大きな声がさえずりです。
キツツキ類が木を叩く目的はひとつではなく、
(1)木の幹にいる昆虫を捕らえてエサにするため
(2)巣穴をつくるため
(3)他の鳥のさえずりと同様、なわばりの宣言と異性への求愛のためなどがあります。
(1)について、穴をあけたり皮をはいだりするのは多くは虫におかされた木で、健全な木をつつきまわることはほとんどありません。
林業にとっては益鳥です。」
巣穴かな?
手持ちのスマホでズームしてこのくらいの距離間。
やはり、30センチほどの鳥なので、コゲラとは迫力が違い…
こちらは「ジョウビタキ」のメス
オスはお腹がオレンジ、顔と翼が黒色と派手な見た目だけれど、こちらのメスは地味。
オスは後頭部が老人=尉(じょう)の白髪のような色をしていることから、尉鶲(じょうびたき)の名がついたと…。
メスは全体的に淡い茶色で、腰から尾羽にかけてはオレンジ色と、体色は控え目。
翼には雌雄ともに白い紋があり、紋付鳥と呼ばれることもあるそうな…。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影地:新治市民の森
撮影日:20250215
編集:小池
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