次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名でした。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加でした。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名の参加でした。 全て無事終了しています。
〇2025年度の第4回定例活動は、7月5日土午後実施見込みです。第4回特別活動は、6月21日日午後実施しました。

2025/05/11

小川小 に出張環境学習(その16/2025年度:第2回)

4年生70人に「プールのヤゴ救出大作戦」出張環境学習実施
5月8日木曜日2時間目(9:20~10:05)、小川小の4年生2クラスの総合の授業で「プールのヤゴ救出大作戦!」を実施する(実施は5月20日1・2時間目を予定)事になり、この日の2時間目45分間を使って、事前のオリエンテーションを実施。
なるべくビジュアル資料をたくさん、網や集計表、ペットボトル水槽も実物を準備し、説明実施。
与えられた45分間の半分ほどは、学校ビオトープの考え方や生物多様性、小川小で昨年度の
4年生と実施した「湿地型ビオトープの創出」「小鳥の巣箱20個の製作と設置」…について説明。
それを前提とし19年間の実施実績のあるつくし野地区での「プールのヤゴ救出大作戦!」の経験やノウハウを踏まえた解説を実施。
掲示資料はこれまでつくし野で使ってきたものに加え、新たに下記の半分を追加。
これはこれまで使ってきた資料。
今年度の4年生70人は皆、静かに聞いてくれて良かった。
また最後に質問も沢山してくれて良かった。
「ヤゴはどのくらいの時間眠るのか?」…という素朴な質問には答えに窮し…。
「わたしはヤゴじゃないからわかんない。ヤゴに聞いて!」と答えて笑いを取ってしまった。
[追記]このブログを読んで下さったH校長から連絡があり、この時、質問した子が「ちょっと悲しそうな顔をしていた」…との事。
ある意味こどもらしい、素朴な質問であったのに、自分の知見不足故、逃げてしまった。
反省せねば…と思う。

更に同じ記述に対し、50年前から指導いただいている高校時代の恩師M氏から…
ヤゴの睡眠時間の質問も小池君の解答も、明るいその場の雰囲気を伝えてくれます。
ヤゴの睡眠時間はオベレーション(救出のための捕獲作業)を中止してやりたいと、その子は思っていたのかもしれませんね。

お二人ともやさしい教育者の視点。

これを機に、「昆虫は眠るか?」というキーワードで検索してみると…
「昆虫はまぶたがありませんので、目を開けたまま寝るそうで、静かに動かないときが睡眠のようです。
研究材料として一番よく使われている虫がショウジョウバエ、一日の70%程度の時間をじっと動かない状態で過ごすことがハエの睡眠と考えられているそうです。」

参考に下記を紹介します
子どもの科学のWebサイト

次回のプールでの活動の日に、質問してくれた子に謝ったうえで説明することにします。
この日の参加者は、
4年1・2組児童:70人
学校側(校長・副校長・クラス担任):4名
支援者・小池:2名
参加者の総合計:76名

〈おまけ:小川小のHP〉
小川小の公式HPでは、この日の様子を下記のように紹介

〈おまけ:クラス担任の保護者へのお知らせ資料〉

〈おまけ:小川小の湿地型ビオトープの今〉
昨年11月に校庭既存池を改修し設置してから半年を経て、今はこんな感じ。
抽水植物たちも新しい芽や花が咲き、次第に落ち着いた雰囲気になっている。
文章:小池常雄
写真:Mさん、小池
撮影場所・日:小川小視聴覚室(20250508)
編集:小池

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