4年生70人に「プールのヤゴ救出大作戦」出張環境学習実施
なるべくビジュアル資料をたくさん、網や集計表、ペットボトル水槽も実物を準備し、説明実施。
与えられた45分間の半分ほどは、学校ビオトープの考え方や生物多様性、小川小で昨年度の
4年生と実施した「湿地型ビオトープの創出」「小鳥の巣箱20個の製作と設置」…について説明。
それを前提とし19年間の実施実績のあるつくし野地区での「プールのヤゴ救出大作戦!」の経験やノウハウを踏まえた解説を実施。
掲示資料はこれまでつくし野で使ってきたものに加え、新たに下記の半分を追加。
これはこれまで使ってきた資料。
今年度の4年生70人は皆、静かに聞いてくれて良かった。また最後に質問も沢山してくれて良かった。
「ヤゴはどのくらいの時間眠るのか?」…という素朴な質問には答えに窮し…。
「わたしはヤゴじゃないからわかんない。ヤゴに聞いて!」と答えて笑いを取ってしまった。
[追記]このブログを読んで下さったH校長から連絡があり、この時、質問した子が「ちょっと悲しそうな顔をしていた」…との事。
ある意味こどもらしい、素朴な質問であったのに、自分の知見不足故、逃げてしまった。
反省せねば…と思う。
更に同じ記述に対し、50年前から指導いただいている高校時代の恩師M氏から…
「ヤゴの睡眠時間の質問も小池君の解答も、明るいその場の雰囲気を伝えてくれます。
ヤゴの睡眠時間はオベレーション(救出のための捕獲作業)を中止してやりたいと、その子は思っていたのかもしれませんね。」
これを機に、「昆虫は眠るか?」というキーワードで検索してみると…
「昆虫はまぶたがありませんので、目を開けたまま寝るそうで、静かに動かないときが睡眠のようです。
研究材料として一番よく使われている虫がショウジョウバエ、一日の70%程度の時間をじっと動かない状態で過ごすことがハエの睡眠と考えられているそうです。」
参考に下記を紹介します
研究材料として一番よく使われている虫がショウジョウバエ、一日の70%程度の時間をじっと動かない状態で過ごすことがハエの睡眠と考えられているそうです。」
参考に下記を紹介します
子どもの科学のWebサイト
次回のプールでの活動の日に、質問してくれた子に謝ったうえで説明することにします。
小川小の公式HPでは、この日の様子を下記のように紹介


〈おまけ:クラス担任の保護者へのお知らせ資料〉
〈おまけ:小川小の湿地型ビオトープの今〉
昨年11月に校庭既存池を改修し設置してから半年を経て、今はこんな感じ。
抽水植物たちも新しい芽や花が咲き、次第に落ち着いた雰囲気になっている。
文章:小池常雄
写真:Mさん、小池
撮影場所・日:小川小視聴覚室(20250508)
編集:小池
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