次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2019/12/03

スクールニュースNo.457で紹介されました

スクールニュース vol.457 

つくし野ビオトーププロジェクト

Posted on 2019年12月3日






教育系月刊誌「スクールアメニティ」が、配信する「スクールニュース」の最新号No.457で、11月の定例活動が紹介されました。以下に転載します。

つくし野ビオトーププロジェクト11月
11月16日、つくし野ビオトーププロジェクトは11月の定例活動として「サツマイモを収穫しよう!」を行った。天気も良く、季節が変わってきたなぁと感じる土曜日の午後、プロジェクト専用畑には40人の子どもとその保護者、合計64名が集まった(参加者のみスタッフ・来賓10名を除く)。
5月の定例活動で27人の子どもが植えたサツマイモ(ベニアズマ)の苗は、半年を経て青々とした葉に太陽の光をいっぱいに浴びている。酷暑、そして2度の巨大台風など、成長力が強い(栽培しやすい)サツマイモといえど気候は決して順調とはいえなかったものの、畑には青々とした葉が茂り、食欲旺盛な虫が大きな穴をあちこちに開けている。
影が長く伸びる秋晴れの空の下、参加者総がかりで芋掘りは続く。
影が長く伸びる秋晴れの空の下、参加者総がかりで芋掘りは続く。
14回目ともなればスタッフもいろいろな状況を経験済み。「虫食いは無農薬の証」「ツルボケじゃないよな」「ネズミは…」なんて声もあがる畑の様子は、子ども達も畑(プロジェクトのコンセプトでいえば土)の活動に参加すれば必ず目にできる状況の中、この日を迎えている。
この何年か、始める前にプロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)は「植える活動に参加したか」を必ず聞く。秋の実りとともに自分が植えた苗がどうなったか、半年という時を経た結果も感じてもらいたいからだ。今年はおよそ10人が挙手。この人数に変化がみられないのはなぜだろう。
ていねいに掘れば収穫にもその後の調理にも程よい大きさのサツマイモが獲れた。
ていねいに掘れば収穫にもその後の調理にも程よい大きさのサツマイモが獲れた。
収穫は子どもも保護者も関係なく全員で取り掛かる。目指すは根こそぎ。掘り残しを出したくないためだ。ツルボケが懸念されたサツマイモは程よい大きさに実り、土の具合も適度な固さ。そのため、ツルが切れることもなく芋づる式に引っ張り上げることができた子どももいる。収穫の成果はプロジェクトのブログで確認してほしい。
収穫の一方、10月半ばにタネをまいておよそ1か月。野菜はここまで成長した。
収穫の一方、10月半ばにタネをまいておよそ1か月。野菜はここまで成長した。
この日、プロジェクトには東急(株)が沿線で取り組んでいる「みど*リンク」アクション2019年度の認定証書が交付された。これは、同社が沿線地域に住み続けたいと感じるまちづくり・地域づくりの活動を評価・支援する取り組みで、つくし野ビオトーププロジェクトは14年に亘る継続とその中での多世代交流が評価された。そんな言葉に合わせるように、この日活動には大学院生になった14年前の参加者が手伝いに駆けつけていた。
サツマイモの栽培サイクルは1年で考えることができるのでプログラムしやすく、体験上の効果も高い。人の行動はいつどこでサイクルが生まれるのか考えにくいけれど、思わぬところで効果が感じられものだと考えさせられた。
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnew
引用元:スクールニュース http://www.schoolnews.jp/
ブログ調整:小池常雄

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