下からのぞくと、スケスケでおしりもタマゴも見える!
親鳥がいないときに下から覗いてみると、薄いオレンジ色というか、ピンク色の卵が2つちゃんとあることが見える。
でもそれにしても大雑把な巣。
下から卵が丸見え。
以前我が家で営巣したときは、隙間から下に落ちて割れてしまったこともある。
オーナーのNさんによれば、しばらく抱卵していたけれど、いつの間にか居なくなってしまって…。
抱卵を止め、放棄してしまったのは、無精卵だったためかもしれない…。
どうしてやることもできず…。以下の写真は居なくなってしばらくしてから、脚立を持ち出して、上から撮影。
そうこうしていたら、今度は最初の抱卵場所から直線距離で20Mくらい離れた場所の我が家の食卓の真ん前。
手を伸ばせば届きそうな、もみじの木の2.5㎡ほどのところに、せっせとつがいが小枝を運び込んでいるのを発見。
シジュウカラ用の巣箱の上のほうの葉の塊の中。
なんともせわしない…と思っていたら…。今度は土砂振りの雨の中もじっとしていて、どうやら抱卵しているらしく…。
身の回りの野鳥たちは、多かれ少なかれ、私たちヒトの生活や環境を利用しているということは、いつもお話しすることだけれど…。
それにしてもこんな身近なところで営巣するなんて…。
今回はうまく葉っぱに隠され、脚立をもっていってみたけれど、うまく見られない。
カメラを近づけてみると、ぱっちりとした目と目が合い。
驚かせてしまったかな?
数日続く小雨の中、じっと卵を抱いて守っている。
どうやら、オナガの巣らしいとのこと。
ゆり子さんによれば、田村先生のご仏壇の真後ろにあたる場所とのこと。
「健治さんのいたずらかな?」とは、ゆり子さん言葉…。
こちらは、つくし野ローズガーデンの別の場所で、巣づくり・抱卵を始めたオナガ。
[枝の上部に巣の影が見える!] |
この時期、住宅地の中でもあちこちで野鳥の営巣・抱卵が見られます。
あなたも、身の回りを注意してみると、見つけられるかも??
以上です。
文章:小池常雄
写真: 同
ブログ編集:同
撮影地:つくし野
2 件のコメント:
キジバトはかなり大雑把な巣を作って子育てしますね。これをカラスがしっかり観察していて、雛鳥の羽が生え揃う直前まで育つのを待ち、親の留守の間に襲う状況を何度か目にしました。自然界の営みではあるもののカラスを嫌いになる一因かも。ここではカラスに見つからないよう、無事な巣立ちを応援しています。
高見様 コメント感謝です。カラスの生態はなかなか巧妙。頭がいいので、食べごろまで、待ってというのは、なかなかに恐ろしく。
その意味で、キジバトが、ヒトの手の届くような位置で営巣するのは、我々を恐れるカラスの生態をうまく利用してもいます。
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