次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2023/09/23

畑の跡地整備と堆肥投入

  収穫跡の整備を行いました  
第6回定例活動で収穫活動などをし、その結果生じた跡地を、少しづつ冬野菜の苗の準備を進めると同時に、植付用地も準備をすることに…。
最初に、前回活動で取り外し、畑の脇で乾燥させておいた豆類やカボチャ類のツルを中村さんのたい肥置き場に移動。
手押し車に満載だけれど、そもそも半乾燥させてあるし、カサばかりなので、見た目ほど運搬は辛くない。
9月16日の活動の後、Yさんの支援を得て軽く耕耘した場所のなかで、土が特に硬い場所を選んで、堆肥をつかして投入。
昨年、遅い秋に苦労してセントラルパークから運び、その後、堆肥置場に投入し、更にヌカを投入して、分解を促進させて熟成させておいたもの。
この日は、堆肥としては口開け。
板を横にどけたところの断面はこんな感じ。
表面は葉が原型をとどめているけれど、その下はすっかり堆肥化されている。
特に状況がいいのは、甲虫の幼虫に食べられて、フンとなった部分。
これはカブトムシの幼虫。
この時期としては、良い型になっている。
実際は、圧倒的多数はコガネムシ類の幼虫。
畑の中では、作物の根を切ったりするので嫌われるけれど、堆肥づくりの視点では、とてもいい感じの効果をもたらす。
一度、生き物に食べられて、消化管の中で微生物に分解されたものが良い感じの肥料になるということ。
写真ではわかりにくいけれど、コガネムシの幼虫とカブトムシの幼虫は明かに違いが分かってすぐわかる。
この時期になると、カブトムシの幼虫はそもそも大きいし、表皮の透明度が高く、体内が透けて見える。
コガネムシ類は二回り小さいし、表皮が厚く、白く、体内は透けて見えない。
本来はもっと攪拌するといいのだけれど、猛暑でさぼったせいで生じた未熟性の葉は、奥の方に投げ込みさらに熟成を…。
いい感じの物だけ畑に運搬。
今回は、畑の隅で作ったたい肥に加え、
3月の活動で段ボールコンポストづくりの出張講師をしていただいた
「(一財)まちだエコライフ推進公社」から提供いただいた堆肥も畑に投入。

各家庭で使いきれなかったものだそうで、丁寧に作られており、そもそも乾燥して有ってサラサラ。
当方が自作したものとの違いは、竹炭の粉砕したもの、卵の殻が入っていることなど。
卵の殻は、炭酸カルシウムだから酸性土壌に次第に溶かされて中和剤のはたらきをする。
竹炭は、通気性を良くしたり、微生物の住処になったり…。
丁寧に再度耕耘し、雨を待ってなじませ、土の中で熟成させ、冬野菜の苗の植付を待つことになる。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20230916 その後の複数日
ブログ編集:小池

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